鉄道旅客協会が3日発表した主要旅行業13社の7月の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比6.0%増の2869億1668万円だった。内訳は、国内旅行が同2.5%増の1672億7049万円、海外旅行が同9.6%増の1126億9860万円、外国人旅行が同68.2%増の49億9189万円となった。
総取扱額が前年同月と比べ2ケタの伸びとなったのは、東武トラベルと日本通運の2社。前年同月より下回ったのは1社だけだった。
分野別では、国内旅行は前年同月を上回った会社は13社中8社だった。海外旅行は同13社中11社。外国人旅行は取り扱い12社中10社だった。その内5社が3ケタ増となった。
総取扱額の2010年同月比は2.4%減だった。13社中、総取扱額が10年同月より増加したのは、東武トラベル、名鉄観光サービス、西鉄旅行、阪急交通社、クラブツーリズムの5社。
今年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比20.7%増の1076億844万円。10年同期比は0.9%増だった。13社中、累計総額が10年度より増加したのは、ジェイティービー、東武トラベル、名鉄観光サービス、阪急交通社、クラブツーリズムの5社。