鉄道旅客協会が1月30日に発表した、主要旅行業12社の12月の旅行販売取扱額は前年同月比4.9%増の2586億5009万円だった。
内訳は国内旅行が6.6%増の1584億8794万円、海外旅行が2.3%増の910億9043万円、外国人旅行が2.4%減の56億2476万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者は12社中11社だった。
国内旅行で前年同月を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、東武トラベル、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、読売旅行、阪急交通社の9社。海外旅行は10社。外国人旅行は11社中6社が前年同月を上回り、うち東武トラベル、西鉄旅行、阪急交通社は3ケタの伸びだった。
4月からの累計総額は、前年同期比0.5%増の2兆5735億380万円。前年同期を上回った事業者は、ジェイティービー、日本旅行、名鉄観光サービスの3社。
分野別では国内旅行が4.3%増の1兆5943万6036万円、海外旅行が6.5%減の9052億5123万円、外国人旅行が23.5%増の575億3510万円。
国内旅行の累計が前年同期を上回った事業者はジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、名鉄観光サービス、読売旅行、阪急交通社の6社だった。