中部地域、外国人宿泊が10%増


 国土交通省中部運輸局はこのほど、中部地域の上半期(2008年1〜6月)の宿泊旅行統計調査結果を発表した。延べ宿泊者数は前年同期比0.5%増の1675万人泊、うち外国人は同9.7%増の91万人泊となり、宿泊者全体に占める割合(シェア)は5.4%と前年同期より4ポイントアップした。

 愛知、静岡、岐阜、三重、福井各県の計1375施設を対象に調べた。

 国・地域別に見た外国人延べ宿泊者数では、1位が台湾の20万480人泊で、以下、中国16万2380人泊、米国13万520人泊、韓国10万5180人泊、タイ4万1830人泊。前年同期比では、中国(41.2%増)やシンガポール(28.3%増)、香港(27.5%増)の伸びが目立っている。

 県別に見ると、延べ宿泊者数は愛知、福井が増加したものの、他3県は減少。外国人については静岡、愛知、岐阜が増加したが、三重と福井は減少し、特に福井は19.9%の大幅減だった。

 
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