
日本政策金融公庫は6月30日、中小企業景況調査の6月分を公表した。同月の中小企業の売上DIは前月比3.5ポイント減のマイナス1.2と、3カ月ぶりのマイナス水準となった。今後3カ月の売上見通しDIは同5.9ポイント減の3.6。4カ月連続のプラス水準となった。ただ、2カ月連続でプラス幅が縮小した。
売上DIは前月比で売り上げが増加した企業割合から減少した企業割合を引いた値(季節調整値)。
6の最終需要分野別に見ると、食生活関連が21.8ポイント減のマイナス1.9と、3カ月ぶりにマイナス水準に転落。設備投資関連が2.1ポイント増のマイナス2.5、乗用車関連が18.4ポイント増のマイナス1.4と、それぞれマイナス幅が縮小した。
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