日本政策金融公庫はこのほど、中小企業景況調査の4月分を公表した。同月の中小企業の売上DIは前月比0.6ポイント増のマイナス3.9。前月から上昇も、8カ月連続のマイナス水準となった。6の最終需要分野別では食生活関連が前月のマイナス水準からプラス水準に転換した。
DIは前月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は4月中旬、三大都市圏の同公庫取引先900社に行い、593社から有効回答を得た。
最終需要分野別では、食生活関連と乗用車関連がプラス水準となった。食生活関連は前月のマイナス0.4から16.3に上昇。乗用車関連は9.1と、前月のマイナス18.3から上昇した。
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