
中国・大連市は2月20日、大連金石灘国家リゾート東京交流会を東京都文京区のホテル椿山荘東京で開催した=写真。
冒頭、主催者を代表して中国駐東京観光代表処の王偉首席代表が「昨年の中国からの訪日旅行者は838万人。一方、日本からの訪中旅行者は269万人であった。今年は、『青少年交流推進』と『ビジネス出張の延長としての観光促進』を柱として、旅行会社などと力を合わせ、訪中旅行者の拡大に取り組んでいきたい」と述べた。
続いて大連金石灘国家観光リゾート管理委員会の尚書臣主任が大連観光の見どころを紹介した。
大連金石灘国家観光リゾートは、大連市中心部から約50キロ離れた大連東北側の黄海沿岸に位置するリゾートエリア。2010年に国家旅遊景区5A級の観光名所に指定された。リゾートの中核は大連海浜国家地質公園。奇石や景観を眺めながら散策できる公園だ。
交流会には、観光庁の永井一浩旅行振興担当参事官、日本旅行業協会(JATA)海外旅行推進部の權田昌一部長らが出席し、日中の交流促進を呼び掛けた。