中四国の7市(岡山、倉敷、広島、福山、呉、下関、松山)の東京事務所が連携し、19日、東京タワーで「瀬戸内フェア」を開いた。あいにくの雨にもかかわらず、家族連れや団体客など約5千人が来場した。
東京タワー内に特設会場を設け、観光パンフレットや各市のノベルティを配布。ノベルティはタワーの高さ(333メートル)に合わせ333個を用意したが、またたく間になくなったという。
この日の目玉は各市のマスコットキャラクターによる参加者とのじゃんけん大会=写真。岡山の「ミコロ・ハコロ」や倉敷の「Gパンダ」、松山の「よしあきくん」、下関の「ペン太」などが子供たちとじゃんけんし、勝った子にはスイーツをプレゼントした。
小学生の子供2人を連れた父親は「雨のため展望台からの景色も悪く、ついてないと思ったが、ゆるキャラが見られて良かった。市の名前は知っているが、どんな観光スポットがあるのか分からなかった。機会があれば行ってみたいね」と話していた。