宿泊施設の運営アドバイスなどを行うお宿応援隊(大阪府交野市、石田勝己社長)はこのほど、宿泊施設で不要となった備品のマッチングサービス「宿KOMONO(こもの)」のインターネット販売サイトを開設した。
利用方法は(1)会員規約に同意した上、登録を行う(2)出品者はサイト上に画像、説明、希望価格をアップ(お宿応援隊で代行可能)(3)購入者は、サイト上で購入意思を提示すれば、お宿応援隊から送料の連絡があり、成約すれば事前の入金確認後、納品―の流れ。
会員登録の際の事前審査、登録は同社が行うほか、備品の運び出し、配送などの現地対応も可能という。
同社では、宿KOMONO利用による効果として、「不用品のリユースにより廃棄に伴う二酸化炭素(CO2)の削減に寄与」「安価での備品購入が可能」「出品者は、産廃費用の経費低減と、売却益の獲得」を挙げている。
お宿応援隊は、「宿泊施設は、顧客のニーズが変化しているため、今までの備品が不要となっているが、処分するにも産廃費用の発生があり、倉庫に眠ったままの備品も多い」と指摘。また、「宿泊施設の運営形態は多様なため、不要と判断された備品も他の施設では必要とされるものも多数あるのではないか」としている。
詳細は、お宿応援隊TEL090(3634)0254、もしくは宿KOMONOホームページ(https://yadokomono.com/)。