層雲峡温泉(北海道上川町)で17日から、初夏のイベント「層酒相愛~層雲峡ランタンフェス~」が始まる。主催者側は「灯りとお酒で、心の距離をぎゅっと縮めて」と呼び掛けている。
開催日は7月15日までの毎週土曜日(計5日間)で、時間は午後4時から9時まで。会場は層雲峡温泉商店街のイベント広場。来場無料。
会場内にはオープンバーやキッチンカー、ワークショップなどが設けられ、ビンゴ大会も。「浴衣貸し出しやパフォーマーの招致、アイヌ刺しゅう体験も行い、昨年よりも満足度の高いイベントを目指した」という。
ランタンを上げるにはビンゴ券を購入する必要があり、3千円でセット販売する。ランタンは1日当たり最大120個を用意。
国立公園内でのランタン上げは珍しい。炎の熱で上げるのではなく、打ち上げ後も回収が可能な風船、ヘリウムガスを利用したランタンを採用している。
昨年は約2500人が来場したが、コロナ禍もピークを過ぎ、インバウンドの回復もあることから約3千人の来場を見込んでいる。
問い合わせは、層雲峡未来観光戦略プロジェクト実行委員会、TEL01658(2)1811。
灯りと酒で層雲峡を盛り上げる(夜空に上がるランタン)