マリオット・インターナショナル、2021年度はアジア太平洋地域で約100軒のホテル開業


 マリオット・インターナショナルは19日、2021年度はアジア太平洋地域で約100軒のホテルを開業すると発表した。

 マリオット・インターナショナル(本社:米国 メリーランド州、社長兼最高経営責任者:アーニ・ソレンソン)は本年度、アジア太平洋地域における新たなホテル開発を約100軒予定しており、新デスティネーションに進出することで、ブランドの更なる認知拡大を図るとともに、他とは一線を画す「体験」をご提供いたします。

昨年度においてはアジア太平洋地域で75軒のホテルを開業、そしてホテル開業数800軒目と大きな節目を迎えることができ、平均して週に1軒を超えるホテルを開業して参りました。さらに、約4,200戸に及ぶマリオット最大のブランドレジデントプロジェクト契約を締結した他、昨年度だけでもアジア太平洋地域の開発パイプライン(今後開業予定のプロジェクト)には、約27,000室が加わっております。

【中華圏】
中華圏でのマリオットのレジャー旅行予約数は好調に推移しており、中国本土の第三四半期は前年比約25%以上の増加を示しております。

本年度の春には、中華圏内で400軒目、上海市内では50軒目の開業となる「JWマリオット上海奉賢」が開業いたします。さらに、「W長沙」「W厦門」「セントレジス青島」「リッツ・カールトン・リザーブ九寨溝」をはじめとする、当社のラグジュアリーカテゴリーに属するブランドが本年度開業を予定しており、中華圏におけるラグジュアリーブランドの確立を更に強化して参ります。また、昨今著しい発展を遂げていることで注目の四川省の綿陽では「シェラトン綿陽」が開業を予定している他、文化要素が魅力な都市南京では「ウェスティン南京リゾート&スパ」が開業を控えております。

【国内&中華圏以外のアジア太平洋地域】
日本では「W大阪」の開業によりWホテルが日本に初登場、オーストラリアではラグジュアリーコレクションホテル第一号となる「タスマン,ラグジュアリーコレクションホテル,ホバート」が開業いたします。また、芸術、文化、音楽、食において世界最高の都市の一つとして称賛されるオーストラリアのメルボルンでは、同国2軒目のWホテルとなる「Wメルボルン」が春に開業、本年度初旬には、「メルボルン・マリオット・ホテル・ドックランズ」が開業を予定しております。

世界有数のリゾート地であるモルディブには、本年度夏頃に「ザ・リッツ・カールトン」が初進出、リッツブランドの伝説的なサービスを美しいモルディブ諸島でご体験いただくことができます。リゾート地においては更なる拡大を進めており、韓国の済州島には「JWマリオット済州」の開業を予定している他、インドの人気高いビーチデスティネーションであるゴアには、ウェルネスにフォーカスしたブランド「ウェスティン」が今夏開業予定です。

国内においては、国内旅行と地方活性化を目指し、本年度は「道の駅」に隣接する6軒の「フェアフィールド・バイ・マリオット」をさらにオープンする予定です。フェアフィールド・バイ・マリオットは、2023年末までに日本国内において30軒以上の開業を見込んでおります。

「パンデミックによる困難な状況の中でも、当社が拡大を続けられたこと、また新しい環境への適応が早急に対応できたことを大変誇りに思っております。2020年4月に新たに設けた徹底した衛生基準とともに、リモートワーク用宿泊パッケージ等の画期的なプラン、地域コミュニティーとの連携を強化したローカライズなマーケティング手法とセールス戦略、また、いち早く先を見据えたアプローチで、困難な状況に屈せず、前へと進んで参ります。当社スタッフが見せた継続的な適応力と積極性、そしてお客様、オーナーおよびフランチャイズの皆様が当社を信頼し続けてくださることに大変感謝しております。アジア太平洋ならびに全世界のお客様の旅行需要にお応えできますよう、引き続き体制を整え、維持してまいります」(マリオット・インターナショナル アジア太平洋地区グループ・プレジデント、クレイグ・S・スミス氏のコメント)

「当社のパイプラインの強さは、アジア太平洋地域での長期的な開発プランを裏付けるものになっております。昨年度は困難多き環境下にも関わらず、アジア太平洋地域で新たに契約締結に至ったホテル開発数には大変誇りに思っております。旅行の回復と、マリオットのブランドポートフォリオの強みに信念を持ってくださったオーナーおよびフランチャイズの皆様に、心より感謝申し上げます」(マリオット・インターナショナル アジア太平洋地区最高開発責任者、ポール・フォスキー氏のコメント)

 
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