ホスピタリティとフードサービスの商談専門展示会「HCJ2017」が2月21~24日、東京ビッグサイト東展示棟で開かれる。旅館ホテルや観光施設、厨房・フードサービスなどの飲食部門、給食・中食・弁当のケータリングなど約850社が出展し、大塚家具の大塚久美子社長、星のや東京の菊池昌枝総支配人らによる講演会も予定されている。
HCJ2017は「国際ホテル・レストラン・ショー」「フード・ケータリングショー」「厨房設備機器展」で構成する、宿泊と外食、中食、給食向けの各産業を対象にした国内最大規模の展示会。予定展示規模は850社・2千ブース。
今回の展示会では、サービス産業の生産性向上策として、5カ国語対応ガイドアプリ、予約・フロント会計・顧客管理が一元管理できるソフトウェア、AI(人工知能)・ロボット化提案の各コーナーを設置する。
また、い草ではなく和紙を使用した畳や日本の伝統色を使用したホスピタリティ部材など、和を感じさせるとともに新しさも示した商品が「和モダンゾーン」に多数出展。
グルテンフリーなど健康に良い食を提案する「ナチュラルフードプロダクツゾーン」、外国人観光客に人気の温泉施設展示の「テルマエJAPANゾーン」、災害対策用品を展示した「店舗・宿泊向けセキュリティーゾーン」では、訪日外国人の需要を満たすヒントが見つかる。
各種講演、セミナーも充実している。スケジュールなど詳細はホームページ(http://www.jma.or.jp/hcj/jp/)参照。
このほか、インテリア家具メーカーの日本法人、イケア・ジャパンと、家電メーカー、ダイソンなどBtoC企業も初出展する。イケアはレストランエリアに6ブースを出展し、ホテルをイメージした展示、レストラン・カフェをイメージした展示を行う。
問い合わせ先は、HCJ三展合同事務局TEL03(3434)1377。