
石窯を使った創作和食を提供
アルピコグループ・東洋観光事業が経営するホテル翔峰(95室)がリニューアルオープンした。同館は長野県松本市の奥座敷、美ヶ原温泉に位置する。現在2期に分けての改装工事を進めていて、今回はその第1弾。
「食、寛ぎ、装いがかわる」をコンセプトに和モダンをモチーフにしたエントランスをはじめ、露天風呂付き客室、高級感を演出したツインルーム、ダイニングを改装した。
今回のリニューアルで最大の売りと位置付けている「旬彩ダイニング信州」。「信州を味わい尽くす空間」をコンセプトに、オープンキッチンの目玉、石窯を使った創作和食を信州産の食材をふんだんに使い提供する。併せて「食事処喜八」もリニューアル。食事メニューも一新した。
中央館4、5階の客室を露天風呂付き和洋室として、6階の客室をデラックスツインルームとしてリニューアルした。5、6階の和洋室の浴槽には、信楽焼きの陶器浴槽を採用し、温泉の風情を演出した。今回の改装で、「北アルプスの雄大な眺望や松本の街並みを見下ろすロケーションを、さらに楽しんでもらえる」と同館。エントランスには黒塀を備え、和の風情を演出。国宝松本城をイメージした。
リニューアルの第2弾は「眺望」をテーマに来年4月中旬を予定。展望大浴場の新設や、客室のリニューアルを予定している。