
パラ選手の食事をホテルのスタッフが手伝う
富士レークホテル 「全ての従業員の自信に」
山梨県富士河口湖温泉郷の富士レークホテルは、障害者、健常者を問わず誰もが使いやすい「ユニバーサルデザインルーム」を旅館・ホテル業界の中で先頭を切って展開してきた。この夏開かれた東京パラリンピックでは、海外の選手らの宿泊を受け入れ。ハードとソフトの手厚いもてなしがハンディを抱えながらも懸命にプレーする選手らの活躍を陰で支えた。
富士レークホテルが受け入れたのは、パラリンピックの自転車競技の選手とスタッフら、20カ国のおよそ200人。8月16日から9月4日までの約3週間、館内を選手らで貸し切りにした。このほか五輪に参加するフランスのフェンシングチームの事前合宿や、五輪の各国の自転車競技選手も受け入れた。
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