経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の昨年11月分速報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)とパチンコホールの2業種が前年同月を上回った。TPは同6.9%増の641億8600万円と、3カ月連続で増加した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が4.7%増。入場者数は一般が5.6%増加、団体が12.2%減少し、合計で3.6%増加した。
パチンコホールは1.0%増の2702億8300万円と、2カ月ぶりに増加した。
ゴルフ場は2.7%減の84億700万円と、2カ月ぶりに減少した。利用料金収入が1.6%、利用者数が0.5%それぞれ減少した。
ゴルフ練習場は4.1%減の25億1500万円と、8カ月連続で減少。利用者数が1.8%減少した。
ボウリング場は4.1%減の12億800万円と、7カ月連続で減少。利用者数が4.4%減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、外国語会話教室、フィットネスクラブ、学習塾の3業種が増加。葬儀業、結婚式場業の2業種が減少した。
このうち、外国語会話教室は20カ月連続で増加した。結婚式場業は8.0%減と大きく減少した。