事業説明をする高橋社長
ソラシドエアは2月28日、初の福岡空港就航となる福岡―沖縄（那覇）線を記念した会社説明会「ソラシドトークｉｎ福岡」を福岡市博多区のＷＩＴＨ ＴＨＥ ＳＴＹＬＥ ＦＵＫＵＯＫＡで開催した。説明会はメディアを対象に実施。今月29日から運航する福岡路線を生かした取り組みやサービス展開、就航キャンペーンなどを紹介した。今後は、国内線に注力しながら、25年の福岡空港の発着枠拡大時における路線枠拡大を目指す。
説明会では、髙橋宏輔社長が17～20年度で取り組む中期経営計画の進行状況を報告。「新たな成長に向け、強いソラシドエアになる」をコンセプトに九州、沖縄を中心とした国際線チャーター便の運航継続や認知度向上を着実に行い、12期連続の黒字を達成していることを強調した。今後は、営業戦略として（1）ユニットレベニュー向上（2）フィールド拡大（3）マーケティング力の強化―に取り組み、国内航空会社トップレベルのコスト競争力の達成を目指す。福岡線の就航については「20、25年に福岡空港の発着枠拡大が予定される中、中長期的な視点を踏まえると『九州・沖縄の翼』を掲げる弊社にとって福岡就航は外せない」と述べた。現在は、九州を中心としたローカルエアラインとして13路線80便を運航。搭乗率は70％以上を目指している。
西尾敏取締役営業本部長は、新プロモーションとして「いよいよ来るとよ？福岡初就航キャンペーン」を紹介。キャンペーンは29日から6月30日まで開催する。福岡発―沖縄着の路線限定で、毎日1人（計94人）に機内の抽選で「福岡―沖縄線往復無料航空券」をプレゼントするほか、キャンペーン期間中に搭乗した人（ソラシドスマイルクラブ加入者）を対象に、福岡のもつ鍋を再現した「もつ鍋 広がるクッション」を5人にプレゼントする。
このほか、同社のコーポレートカラーである“ピスタチオグリーン”をあしらった制服やグッズ、ポスターなどを紹介した。
事業説明をする高橋社長
