美容に関する秋の恒例イベントとして定着した総合展示会「ダイエット&ビューティーフェア2012」(UBMメディア主催)と、国内唯一のスパとウエルネスの専門展示会「スパ・ジャパン2012」(同)が9月10〜12日まで、東京都江東区の東京ビッグサイトで同時開催される。今回は新設ゾーンが続々登場、新規企業や製品が多数出展する。スパ関係者が集まる「100人会議」では、スパ産業の未来が議論される。
出展規模は昨年を2割上回り、「コスメ・美容機器ゾーン」「インナービューティーゾーン」の規模が拡大した。特に今年のインナーケアは美容系だけではなく、スポーツ系やダイエットサプリメントも多数出展する。事前入場登録をみると、小売りやバイヤーが増加傾向にある。
ダイエット&ビューティーフェアでは、新商品や新規出店に注目した「ホットプロダクツゾーン」や独立企業、事業拡大を対象とした「FC・代理店募集ゾーン」、また、スパ・ジャパンでは「ヘルスツーリズムゾーン」が新たに登場する。
数多くのイベントやセミナーも予定されている。ビューティー&ウエルネスサミットの今年のテーマは「ビューティー&ウエルネス産業の将来像」がテーマ。経済産業省の福島洋・ヘルスケア産業課長が「医療生活産業」について、大分県竹田市の首藤勝次市長が「現代版湯治」について講演する。
スパ・シンポジウムでは、「星野リゾートの『界』」「エビアンススパ東京」を取り上げる。ステージイベントでは、バンテージダイエットで知られる清水ろっかん氏が骨のゆがみを正す「ろっかん式矯正」を、美点マッサージの田中玲子氏がボディーの新施術を紹介する。このほかにも、ビジネスセミナーやセラピスト、トレーナーの専門セミナーなどが開催される。
全国のベストスパを決定する「クリスタル アワード ジャパン2012」表彰式も9月10日に予定されている。
問い合わせはダイエット&ビューティーフェア/スパ・ジャパン事務局(UBMメディア内)TEL03・5296・1013。