
船内イベントのプロジェクションマッピングを見学する参加者
大阪―韓国・釜山間でフェリーを運航するパンスターグループの日本総代理店サンスターラインと、フェリーさんふらわあは6~8日、釜山―大阪―志布志(鹿児島県)間のフェリーを利用した旅行コースの視察研修を行った。韓国からの訪日旅行につなげる。
パンスターグループからは金泫謙会長、日本総代理店サンスターラインの野瀬和宏社長、フェリーさんふらわあからは、清水満・執行役員志布志支店長らが参加した。
大阪―志布志間に就航しているフェリーさんふらわあの新造船「さんふらわあ さつま」に大阪港で乗船。従来の2.5倍の広さとなった船内中央のパブリックスペース、人気の観光列車を彷彿とさせる客室をはじめ、バイキング形式のレストラン、展望浴場など船内を見学した。フェリーさんふらわあでは、「カジュアルクルーズ」として新造船の船旅をアピールしている。
7日は志布志港到着後、鹿屋市の鹿屋航空基地史料館などを視察した。サンスターラインの参加者は指宿市で、薩摩伝承館や指宿白水館を見学。指宿白水館への韓国からのVIPツアー実現のための意見交換会も開かれた。8日は南九州市の知覧特攻平和会館や観光施設「ホタル館 富屋食堂」を見学した。
船内イベントのプロジェクションマッピングを見学する参加者