帝国データバンクは5月、新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査を行った。「業績へ既にマイナスの影響がある企業」が前月比3.8ポイント増の66.6%で、2月の調査開始以来最高だった前月をさらに上回った。一方で、「今後マイナスの影響がある企業」は同5.4ポイント減の17.9%で、2カ月連続の減少。8割近くの企業が依然業績へのマイナスを実感しているものの、やや先行きに対する不安感が和らいだ。
「影響はない」とした企業は8.2%、「プラスの影響がある」(「既にプラスの影響がある」と「今後プラスの影響がある」の合計)と見込む企業は3.0%だった。