西武ホールディングス(HD)は2月8日、そごう・西武(東京都千代田区)、セントラルオペレーション(埼玉県所沢市)、SPACER(東京都中央区)と協業し、実証実験としてスマートコインロッカーを使った駅配サービス「BOPISTA(ボピスタ)」の提供を始める。コロナ禍での新しい購買スタイルを提案する。3月31日まで(土日祝を除く)。
BOPISTAは、オンラインで購入した商品をリアルな店舗で受け取る購買スタイル「BOPIS」(Buy Online、Pick―up In Store)の新しいカタチとして、駅の立地を生かした駅配サービス。
サービスは、オンラインで注文した西武池袋本店の人気スイーツやギフトなどの商品を、西武鉄道の駅構内に設置するスマートコインロッカーで受け取れるというもの。駅構内の専用ロッカーを活用し、生活動線のついでに非対面でのスマートな商品受け取りを可能にする。
サービス提供駅は、西武鉄道池袋線の池袋駅、富士見台駅、所沢駅の3駅。受け取り可能時間は、最短3時間後から。注文可能時間は、平日24時間。利用料金は、商品代金に応じて100~500円を課金。
「店の混雑を気にせずに買い物ができるだけでなく、社会課題となっている物流における環境負荷の軽減にもつながる」と同社。
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