クルーズのゆたか倶楽部は10月4日、都内初となる30人以下の少人数制バイリンガル保育園「Anchor Kids International School franchised by イマジン JAPAN」を千代田区鍛治町にある自社ビル内で開園する。旅行のプロが行う教育メソッド「旅育」を提供するなど、保育事業に新規参入。旅行と保育、レジャーと、インフラの二刀流を目指す。
保育事業への参入は、経済産業省の「事業再構築補助金」を活用して展開。採択金額は4千万円で、旅行業界では最大規模になる。
同保育園は、2歳児から5歳児が対象。ネイティブレベルのバイリンガル講師と英語教育エキスパートのネイティブ講師が全てのクラスを担当。知育、徳育、体育の三育に加えて旅育を提供する。旅育は、定期的な課外授業を通じて知らない場所、初めての場所に触れることで子どもたちの感性を豊かに育てるメソッド。
同保育園では、旅行会社が運営母体となる強みを生かし、自社のプロ添乗員が旅程管理を行い、全工程に同行。保育士と添乗員が手を組み、課外活動などに取り組む。
将来は、複数施設の展開も視野に入れている。