エミレーツ航空、「セーフトラベルバロメーター」世界ランキング1位獲得


 エミレーツ航空は11月26日、「セーフトラベルバロメーター」の世界ランキング1位を獲得したと発表した。

航空会社、空港、ホテルなどの包括的な旅行者安全情報を提供するセーフトラベルバロメーター(https://safetravelbarometer.com/)が、この度エミレーツ航空を新型コロナウイルス感染症への対応において、世界で最も安全な航空会社と評価しました。

新型コロナ感染症のパンデミックにより3月に運航休止となり5月の運航再開以来、航空業界をリードする安全基準を設定してきたエミレーツは、230社以上の航空会社の中で5.0点満点中4.4点の「セーフ・トラベル・スコア」を獲得して世界トップに立ちました。このスコアは、航空会社が発表した安全のための手順、旅行者の利便性、サービスの優秀性を評価する26項目の健康・衛生、および安全パラメーターの独立監査に基づいています。

「セーフトラベルバロメーター」は、新型コロナ感染症が収束した後の世界の旅行、観光、ホスピタリティ業界における企業の取り組みを監視し、評価するための世界で最も包括的なソリューションです。この評価メカニズムでは、エミレーツ航空が一貫して実施してきた、お客様の旅のすべて行程での接客カウンターにおける安全対策と衛生基準を考慮しています。旅のあらゆる段階で、エミレーツはお客様、従業員、地域社会のケア、健康、安全を最優先するための努力を惜しみません。

エミレーツはさまざまなエリアでバイオセーフティ対策を強化。主な取り組みには、全乗客への衛生キットの無料配布をはじめ、空港ではチェックインカウンター、入国管理カウンターへの防護壁の設置。客室乗務員と空港スタッフには保護具を支給、新しい安全手順を徹底。機内では、洗面所を45分ごとに清掃および消毒するなど、フライト中の清掃手順と頻度の見直しなどが挙げられます。

エミレーツが、「セーフトラベルバロメーター」で評価された点の一つに、旅行者の利便性において業界をリードしたことが挙げられました。エミレーツ航空は業界で初めて、新型コロナウイルス感染症関連の医療費を無料で補償。旅行中に新型コロナウイルス感染症と診断された場合、最高15万ユーロ(日本円で約1,900万円)の医療費と、1日当たり100ユーロ(日本円で約12,500円)の14日間の隔離費用をカバーすることで、お客様がより安心して旅行できるようにしました。また、エミレーツ航空の運賃規約は、利用者が極めて柔軟に安心して旅行を計画できるように更新されました。お客様は旅行日を変更するか、航空券の有効期限を2年間延長するかを選択できます。さらに、エミレーツ・スカイワーズ会員の皆様が会員資格を維持し、マイルを獲得したり、利用したりするための新しい方法をご紹介するための取り組みも開始しました。

「セーフトラベルバロメーター」は2020年に開始され、世界の旅行者への健康と安全対策、旅行者の利便性への取り組み、旅行者の意思決定に影響を与える総合的な旅行者体験をモニターし、ニューノーマルにおける実際の旅のあり方を評価するものです。「セーフ・トラベル・スコア」は、パンデミックからの回復をきっかけに作成された、業界初の新型コロナウイルスの状況に応じた格付け評価制度です。また、「セーフトラベルバロメーター」は、旅行業界のアドバイザリーおよびコンサルティング会社であるVIDECの独立子会社であるSafe Travel TechnologiesによるB2Bソリューションです。対象範囲は10の業界カテゴリーにわたる2,000社以上の企業、50のパラメーター、80を超える目的地の旅行者の到着情報などが含まれます。

 
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