ウィラー、IoT活用乗務員宿泊棟を新設

  • 2018年2月13日

 ウィラーは、IoTを活用した乗務員宿泊棟を新設した。

 WILLER EXPRESS JAPAN 株式会社(http://travel.willer.co.jp/、代表取締役:平山幸司、以下WILLER EXPRESS)は、お客様へ安心・安全なサービスを提供するために健康経営とIoTによる運行サポートを強化し、その取組みのひとつとして、この度乗務員の健康を促進し、健康起因の事故を削減していく設備を備えた乗務員宿泊棟「新木場BASE」を新設しました。
WILLER EXPRESSでは、運行外の時間帯での乗務員の健康促進とIoTを活用した運行サポートを通じて、今後もあらゆる角度から、安心・安全なサービスの提供に取り組んでいきます。

■バス業界の抱える課題とWILLER EXPRESSの取り組み
近年、脳梗塞、心筋梗塞などの健康起因や漫然運転(居眠り等)の交通事故が増加し、公共交通の安全性が問われています。
居眠りや、生活習慣病による突発的運転不能状態になるリスクは誰もが持っており、乗務員の健康管理は常にバス業界での重要な課題となっています。
WILLER EXPRESSでは、お客様に安心・安全な移動サービスを提供することを最大の使命と考えており、この度、健康起因の事故を削減していく設備を備えた乗務員宿泊棟を新設し、乗務員の健康促進を含めた健康経営に取り組んでいきます。さらに、かねてより導入していたIoT活用による運行サポートも安全管理方針の基軸として、より安心・安全な運行を目指していきます。

乗務員宿泊棟では、食事管理と睡眠管理を徹底し、乗務員の心身両面の健康管理を実現します。安定した健康状態は心の健康にもつながると考えており、お客様へのサービスの質も向上させるよう取り組んでいきます。

■健康経営の取り組み
乗務員の健康起因を事前予防する4つの検診(脳ドック/BNP心不全診断/眼底検査/睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査)を実施。「メディカルチェックスタジオ」と協業し提供する脳ドックでは、「ケア」「治療」の前段である「チェック」の領域にフォーカスし、スマートフォンやPCを活用し、予約から問診、検査結果の通知および管理まで一貫して行える「スマート脳ドック」をバス事業者の中で初めて導入します。
上記の検診結果をもとに、常駐する保健師が産業医と連携しながら乗務員への保健指導を行うほか、今回新設された乗務員宿泊棟にカフェテリアを設置しヘルシーメニューを提供するなど、乗務員の健康サポートも行っています。

■IoTを活用した運行サポート管理
走行中の乗務員の脈波を計測することで、自分でも気付かない疲れや眠気の予兆を検知し、本人に知らせる富士通株式会社が開発した運転者用眠気検知機器「FEELythm(フィーリズム)」を2016年より導入しています。導入後前年と比較し、事故による車両損傷額が74%低下するなど運転中の事故を減少させる効果がありました。24時間体制でのネットワーク型車載ステーションを使用したモニター管理も実施されており、見える化で乗務員の状況を常に確認しています。また、新たな取り組みとして、2017年冬より試験的に導入していた三菱ふそうの自動運転装備付き新型AMT車両を、2018年3月末までに20台導入、今後さらに導入台数を増やしていく予定です。

「健康経営」「IoTを活用した運転サポート管理」の活動を推進していくことで、WILLER EXPRESSはお客様に安心・安全な移動サービスの提供をしていきます。
 

■導入サービス、システム概要
「スマート脳ドック」

「メディカルチェックスタジオ」の提供する脳ドックは、スマートフォンやPCを活用し、予約から問診、検査結果の通知および管理まで一貫して行えるシステムと、AI画像解析補助(研究開発中)を活用したクラウド画像診断によって、短時間での受診が可能。予防医学に基づき「チェック」の領域にフォーカスし、未病の段階で「現在の自分を知り未来を変える」ためのサービスとして、これまで消費者にとってハードルの高かった脳ドックを、早く、正確に提供します。

ヘルシーメニュー
カフェテリアにて提供されている健康管理を意識したヘルシーメニューは、「エネルギー:500kcal台、脂質:約22%/総エネルギー、塩分:3g未満、野菜量:約230g」を意識し考案されています。メニューは日替わりで、乗務員が必ず野菜が摂取できる健康的なメニューを提供しています。
カフェテリアを利用してもらうことで、健康的な食事提供が実現可能となりました。メニューにはカロリーや食塩相当量、炭水化物、脂質、たんぱく質などの栄養成分表示をしており、乗務員自身の健康管理への意識の醸成にも寄与しています。

ネットワーク型車載ステーション「DTS-D1D」
運転者用眠気検知機器「FEELythm(フィーリズム)」
富士通株式会社が開発した、ネットワーク型車載ステーション「DTS-D1D」は、クラウド型サービスの利用により、運転中車両の撮影動画もリアルタイムで確認可能です。ネットワークと画像の融合により、現場とのコミュニケーションを更に向上させ事故を防ぎます。
また、最先端の生体センサー技術を用いた眠気防止センサー「FEELythm(フィーリズム)」をネットワーク型車載ステーション合わせて使用しています。この技術は、脈を計測することで、自分でも気付かない眠気の予兆を検知し、本人に知らせることで眠気を自覚させます。また眠気を検知した場合は、遠隔の運行管理者に知らせることで、休憩の指示等を適切に行うことができます。「FEELythm(フィーリズム)」で眠気データと運行データを収集し、運転者のシフトや、運行ルートの見直しなどに役立てています。

自動運転装備付き新型AMT車両
先進の安全テクノロジーをあらゆるシーンを想定してフルラインアップされた車両は、2ペダルに加え、Dレンジに入れるだけで自動変速による走行に行えるため、アクセル&シフト操作に慣れる必要がなく、安全運転に集中することが可能。最先端のセーフティ装備とも相まって、卓越した安全性を実現します。

■乗務員宿泊棟概要
所在地 :東京都江東区新木場1 丁目18−13
敷地面積 :約2,000坪
設備:
・カフェテリア・談話室(営業時間:平日8:30~11:00、12:00~14:30、17:00~21:00/25席/快眠をテーマにした商品を中心とした健康を応援する飲料自動販売機を設置 提供:キリンビバレッジ株式会社)
・宿泊施設(男性用75室、女性用4室/3.7畳/ベッド/エアコン/液晶テレビ/ミニ冷蔵庫/簡易デスク・チェア/ハンガーフック/コンセント2箇所/1級遮光カーテン/姿見)
・浴室(男性用3室、女性用1室)
・シャワールーム(男性用10室、女性用1室)
・洗濯機(共用2台)
・男性用お手洗い、洗面室、ロッカー室
・女性専用パウダールーム(洗濯機1台)、お手洗い、談話室(ロッカー設置)
・リネン室
・喫煙室

■会社概要
社名:WILLER EXPRESS JAPAN株式会社
所在地:
【東京本社】
東京都江東区新木場1 丁目18−13
設立:2012年1月
代表者:代表取締役 平山 幸司
事業内容:高速バス「WILLER EXPRESS」の統括管理

関連する記事

光の祭典「台湾ランタンフェス」が、台湾・嘉義で開催されている。日本からも岐阜県・美濃市の和紙あかりアートなどが出展している。 台湾・嘉義県政府は、年に一度の幻想的な光の祭…

続きを読む

レゴランド・ディスカバリー・センターで「レゴひな祭り」が開催されている。 レゴランド・ディスカバリー・センター東京(以下LDC東京)と、レゴランド・ディスカバリー・セン…

続きを読む

デルタ航空は、ミシュラン二つ星和食店「一汁二菜うえの」監修の機内食を導入する。 デルタ航空(NYSE:DAL)は3月1日より日本発のハワイ路線およびアメリカ本土路線のビジ…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み

注目のコンテンツ

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら

17年度「部門別・旅館ホテル100選」(2018年1月20日発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

第31回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2018年1月1日発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

第31回「にっぽんの温泉100選」発表!(2017年12月16日発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2017年度「5つ星の宿」発表!(2017年12月16日発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?