宿泊・観光系ウェブサイト制作大手のアビリティコンサルタント(東京都渋谷区)は、ウェブサイト多言語化開発ツール「WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)」のミニマル・テクノロジーズ(東京都港区)と業務提携し、ホテル・宿泊・観光系サイト専門の多言語翻訳サービス「honyak(ホンヤック)」の提供を12日から開始した。
WOVN.ioは、ウェブサイトを最短5分で30カ国語対応にする「多言語化開発ツール」。2014年のリリースから、エイチ・アイ・エスや東急電鉄などの大手企業も採用し、現在1万件以上の導入実績がある。
honyakは、このWOVN.ioが自動翻訳したものを、人力により翻訳チェックと修正を行う。そのため、「安心の翻訳品質が売り」という。
自動翻訳がベースとなるため、制作納期は、従来に比べ最大3分の1に短縮できる。併せて、安価な制作料金も実現した。ほかにも、海外SEO対応に加え、アビリティコンサルタントによるサポート体制の充実も特徴だ。
訪日観光客が急増している現在、観光・宿泊サイトは、よりスピーディーなインバウンド対応が求められている。しかし、多言語サイト制作時に発生する初期開発コストや開発期間、運用・更新時のランニングコストなどがハードルとなり、「多言語対応に踏み切れないサイトや、更新が滞っているサイトが多く見られる」と同社。
今回のhonyakのリリースにより、同社では、「こういった課題を解決し、多言語サイトの低コスト、最短納期を実現する」とアピールする。
問い合わせ先は、アビリティコンサルタント東京本社TEL03(6712)6018。