アクティビティジャパン、「2019年サーフィンスクールランキング最新版」発表


 アクティビティジャパンは7日、「2019年サーフィンスクールランキング最新版」を発表した。

アクティビティジャパンでは2019年7月31日(水)迄の最新予約データを元に、2019年最新の「サーフィンスクール」の人気スポットをランキングで紹介します。
【サーフィンとは】
「サーフィン」は日本語で「波乗り」と言われ、サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走するウォータースポーツです。諸説ありますが、西暦400年頃、現在のハワイ、ニュージーランドなどの南太平洋の島々に暮らす古代ポリネシアン人が、漁に使ったアウトリガーカヌーで波に乗り戻るうち、そこから木製の板に乗るようになったことを起源とする、というのが有力とされています。彼らの娯楽や自然信仰のひとつとしてポリネシアン文化に根付いたサーフィンでしたが、近世になり、タヒチやハワイの島々にイギリスを中心としたヨーロッパ諸国からキリスト教宣教師が移住するようになると、宣教師たちは、文明化を理由にサーフィンを禁止してしまいます。1900年代になると、ハワイ出身の水泳選手の尽力により、サーフィンはスポーツとして再評価され、アメリカ社会での流行をきっかけとし、世界的に広まっていきました。今では世界中にプロサーファーがおり、国際大会も多く開催され、2020年東京オリンピックでは正式種目に採用され人気スポーツのひとつとなっています。
サーフィンのボードは、一般的に9フィート(約275cm)以上のロングボードと、ショートボードにわけられます。ロングボードは、ターンが大きく動きがゆっくりしており、ボードの重さや大きさを利用してグライド感を楽しめることが魅力です。ボード自体が全体的に厚みも幅もしっかりしていることから安定感がありと直進性が強いので波に楽に乗れて、初心者に向いているとされています。一方、ショートボードは、ロングボードに比べて薄く細いボードで、小回りが利き、運動性能は高いことが特徴です。ただし、安定感があまり無く、波乗りのスキルや体力が必要となるので、サーフィン上級者や若者向きとされています。また、スノーボードやスケボーなどと同様に右足、左足、どちらの足を前にして、サーフボードに立つのかによって、「レギュラースタンス」と「グーフィースタンス」の二種類に分けられます。サーフィン体験(スクール)をする際は、ボードの選び方もそうですが、どちらの足を前に出すかリーシュコードをつけるか、パドリングの仕方、どこで波を待つかテイクオフの仕方などこと細かくショップの方と相談しながら体験ができます。
基本的なルール・マナーだけは事前に把握しておいた方がよさそうです。ワンマンワンウェイブ、前乗り禁止、集団入水の禁止などが挙げられます。
ほか、サーフボードに帆(セイル)を付け、風と波を使って水面を滑走する「ウィンドサーフィン」、ジェットスキーやボートが走った後ろにできる引き波を利用して遊ぶ「ウェイクサーフィン」、大きな凧(カイト)を上げ、それに引っ張られる力を利用して海上を自由に走ったり飛んだりして遊ぶ「カイトサーフィン」など、サーフィンにアレンジが加えられたいくつかの種類があります。
サーフィン体験の平均予算は2~3時間で6,000円前後です。サーフィンの動画や画像、雑誌をみると難易度はともかく波の上をボードで自由に走る姿を見ると憧れますね。
【2019年 サーフィンスクール スポットランキング】

●第1位:神奈川県 湘南
神奈川県 湘南 サーフィンスクール プラン一覧
https://activityjapan.com/search/surfing/kanto/kanagawa/369/
湘南(しょうなん)は、神奈川県の相模湾沿岸地方を指す名称で、明治維新後、当時西欧で流行していた海水浴保養が日本にも流入したことを受け、保養地として逗子や葉山、鎌倉、藤沢など相模湾沿岸が注目されて別荘地となり「湘南文化」が芽生えました。昭和になると人気バンドの歌や、数々の小説や映画、ドラマ等のロケ地としても著名となり、特に江の島を中心とした海岸風景は「昭和の湘南」の代表的なイメージとなっています。近年では、海外で人気のカフェの参入やお洒落な雑貨店などのショップも増え、特に週末や祝日は多くの人々が訪れ、インバウンド(訪日旅行者)の姿も多く見られる人気観光地となりました。湘南エリアは、関東圏内のサーフィンのメッカとも言え、多くのサーフショップが立ち並び、初心者向けの体験プランやスクールを開催しています。都心からのアクセスも良いので、初めてのサーフィン体験からその魅力にハマり、スクールに通って、道具を揃え、本格的なサーファーとしてデビューされる方も少なくありません。海水浴だけでなく、大人の海の遊びを体験できるエリアです。

<「湘南」のおすすめ事業者>
1、SURF GYM(https://activityjapan.com/publish/plan/21872
フィットネスクラブのように定額制でサーフィンを続けることができるプランを提案しているオーストラリア、バイロンベイをイメージしたサーフショップです。単にサーフィンを体験するだけでなく、ビーチまでの移動も自転車を使うなど、地元サーファー気分が味わえる仕掛けが。「たのしむ ♪」ことを第一に、充実のサーフィンライフを提供してくれます。

2、SURFARI(https://activityjapan.com/publish/plan_list/3626
江ノ島で唯一、国際サーフィン連盟公認、指導歴10年のインストラクターが丁寧に指導します。女性スタッフも常勤しているので、女性の方も気軽にご参加いただけます。駅からのアクセスも良く、海まで徒歩2分の絶好のロケーション。他社とは少し違ったレッスン内容で、コーチのアシスト無しで、自分ひとりで波をキャッチできるよう練習していきます。

●第2位:福岡県 糸島・前原
福岡県 糸島・前原 サーフィンスクール プラン一覧
https://activityjapan.com/search/surfing/kyusyu/fukuoka/289/
糸島市(いとしまし)は、福岡県の最西部に位置する市で、前原市は2010年に糸島1市2町の合併により糸島市へ生まれ変わりました。この地域は、古くは伊都国(いとのくに)として、後に福岡藩と唐津藩(現在の佐賀県)との唐津街道の宿場町として栄えました。近年では、福岡市のベッドタウンとして人口が増加しているエリアです。波が高い日本海に面し、長く変化に富んだ海岸線を持つ糸島には、一年を通じ各地からサーファーたちが集まっています。主なサーフポイントは、大口海岸、野北海岸、幣の浜、姉子の浜の4カ所で、どのポイントも砂浜であるため、波が穏やかな日なら初心者や子どもでも波乗りを楽しむことができます。特に、秋から冬を通じ、春先までが波も高くベストシーズンで、この時期にはサーフィンの大会なども開催されています。国内有数のサーフィンスポットです。

<「糸島・前原」のおすすめ事業者>
・mission(https://activityjapan.com/publish/plan/6125
福岡県糸島の野北ポイント目の前にあるサーフショップです。アットホームな雰囲気で、自分に合ったスタイルでマイペースにサーフィンを楽しんで頂けます。「サーフィンを始めてみたいけど、どうやったらいいか分からない」「親子でサーフィン始めたい」という方にもおすすめで、NSA(一般社団法人日本サーフィン連盟)公認指導員が初心者にも優しいスクールを実施しています。福岡市内に宿泊しながら日帰りで参加することもできます。

●第3位:沖縄県 宮古島
沖縄県 宮古島 サーフィンスクール プラン一覧
https://activityjapan.com/search/kanto/kanagawa/104/
圧倒的に透明度の高い海で、沖縄離島の中でも人気ナンバーワンの宮古島は、下地島空港のオープンによりインバウンド(訪日旅行者)の増加も予想され、ますます注目されるエリアです。実は、サーフィンに適した良い波があることから国内屈指のサーフスポットでもあります。ただし、他のサーフポイントとは違いリーフ(サンゴ礁など)が多いため、必ずベテランスタッフが案内するスクールでの参加をおすすめします。安心安全に参加できるショップでなら、どこまでも青い空と透明度抜群の海、白い砂浜でサーフィン姿が映える非日常体験ができること間違いなしです。定番のシュノーケリングや体験ダイビングも良いですが、人とは違った体験で宮古島の海を遊んでみてはいかがでしょうか。

<「宮古島」のおすすめ事業者>
・SWELL(https://activityjapan.com/publish/plan_list/3113
宮古島の魅力を、自然を通して伝え、お客様に楽しく、リフレッシュしていただくことを目的としているショップです。サーフィンのみならず、観光ガイド、SUP(サップ:スタンドアップパドルボード)での海上散策、宿泊施設の斡旋、その他アクティビティの案内やレジャーグッズのレンタル、キャンプ・グランピング・BBQの準備・設置、宮古島特産品の販売、オリジナルグッズ・レジャーグッズの販売など、お客様に宮古島を楽しんでいただく為の様々な活動を行っています。SWELL(スウェル)とは、日本語で「波のうねり、高まり」を意味します。お洒落なショップは写真映えスポットとしても人気です。

●第5位:千葉県 茂原・東金・九十九里
千葉県 茂原・東金・九十九里 サーフィンスクール プラン一覧
https://activityjapan.com/search/surfing/kanto/chiba/093/
九十九里浜は、千葉県東部の刑部岬から太東崎までに及ぶ太平洋沿岸に面している日本最大級の砂浜海岸です。全域が千葉県立九十九里自然公園に指定されており、日本三大砂丘、日本の白砂青松100選、日本の渚百選に選定されている景勝地でもあります。海水浴場が数多くあり、東京都心からのアクセスも良いため、夏は家族連れなど、多くの観光客で賑わいます。波質が良好なため「サーファーの聖地」とも呼ばれ、2020年東京オリンピックのサーフィン競技会場にも認定された釣ヶ崎海岸(一宮町)を代表とし、飯岡・椎名内・吉崎浜・成東(本須加)・作田・片貝漁港・東浪見・太東・一宮など、多くのサーフィンスポットが存在します。

<「茂原・東金・九十九里」のおすすめ事業者>
1、K’S SURFRIDE(ケーズサーフライド)
https://activityjapan.com/publish/plan_list/1232
6歳の子供から60歳以上のご年配まで、地元の方をはじめ、県外からも多くのリピーターが利用する人気ショップです。初心者向けのサーフィン体験は、安定性が高いロングボードを使ったプランと、動きが広がるショートボードで技術を学ぶプランの2構成で展開しているので、自分の目的に合ったプランをお選びいただけます。いずれも経験豊富なスタッフが、しっかりサポートし、波乗りのコツを教えてくれます。

2、TRY SURF SCHOOL(https://activityjapan.com/publish/plan_list/600
ISA(国際サーフィン連盟)公認のインストラクターが在籍し、延べ1万人以上が受講した実績があります。初心者体験コース、基礎コース、上達コースの中からレベルに合ったコース、ウェットスーツレンタルの有無を選択できます。サービスにも定評があり、事前に希望すればJR総武本線成東駅までの送迎にも対応。また綺麗で清潔感があるショップには、女性専用の更衣室、シャワールーム、パウダールームを完備しており、ドライヤーや化粧落としなど、女性に嬉しいアイテムもご用意しています。

●第10位:茨城県 大洗・ひたちなか
茨城県 大洗・ひたちなか サーフィンスクール プラン一覧
https://activityjapan.com/search/surfing/kanto/ibaraki/062/
大洗海岸(おおあらいかいがん)は、茨城県東茨城郡大洗町にある海岸で景勝地としても有名です。大洗県立自然公園に含まれており、同じ茨城県のひたちなか市にある平磯海岸と同じく県内初の海水浴場とされています。大洗海水浴場は、約1.2kmの広々とした白砂青松の景勝海岸で、日本の渚百選や日本の白砂青松百選にも選定される日本随一の海水浴場です。また、大洗海岸の海は水温が比較的低いことも特徴です。8月頃から多くのサーファーが訪れると共に、毎年9月に「ISU茨城サーフィンクラシック」というサーフィンの大会が開催されており、このエリアを含む茨城県沿岸は、コンスタントに割れるクオリティの良い波が楽しめる有数のサーフィンスポットとなっています。

<「大洗・ひたちなか」のおすすめ事業者>
・Wedge(ウェッジ)(https://activityjapan.com/publish/plan_list/47
茨城県大洗海岸すぐ傍に位置するサーフ&スノーサーフのプロショップです。「横乗り」大好き人間が集まるお店で、海・川・湖に囲まれた大洗町の素晴らしい自然をベースに、サーフィンやスタンドアップパドルボードの体験やスクールを毎日開催しています。アットホームでフレンドリー且つ丁寧な指導のやり方で、参加したお客様からも好評価を獲得しています。

有名芸能人の趣味や、その道のプロが行うスポーツといったイメージが強く、初心者には敷居が高い印象だったサーフィンですが、今は各地で初心者向けの体験スクールが多く実施され、来たる東京オリンピック2020に向け、スケボーと同じくますます競技者の増加が予想される今、注目のアクティビティです。多くの催行会社がサーフショップを経営している為、一度体験してハマってしまい、そのまま必要な道具を買い揃えてしまうお客様も多くいるように、技術を磨き向上させる競技やスポーツとしての要素と、女性向けのお洒落で可愛いウェアなど、そのファッション性も相まった、夏の海にぴったりのアクティビティのひとつです。
一方で紫外線が降り注ぐ中で長時間やる場合には、日焼け止めクリームやラッシュガードは必需品です。またアクティビティが終わった後はレディースには嬉しいサーフポンチョを利用して着替えるなどスキンケアや他準備をしておくといいですね。
アクティビティジャパンでは、特に、お子様やサーフィン未経験者の方にも楽しんでいただけるオススメプランを多く掲載しております。今年は今のうちに筋トレなどトレーニングをしつつ、「波乗り」を始めて、海を颯爽と駆け巡りながらこの夏の猛暑を乗り切るのはいかがでしょうか。

 
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