旅行業システム「トラベルワーカー」を提供するアイディディ・ソフトウェア(大阪市)は、トラベルワーカーとグーグルの企業向けクラウドサービス「グーグルアップス」とを連携させたサービスを開始した。
グーグルアップスを導入していれば自社のメールアドレスをIDとしてのログインが可能。メール送信機能は、対顧客、対手配先、対仕入先とのメール送信内容を自動生成し、自社のアドレスから送信できる。「さらに業務の効率化が図れる」と同社。
あらかじめ定形文書と予約カルテのデータベースの項目を組み合わせてテンプレート(雛形文書)に登録しておけば、ワンタッチで予約カルテの情報からメール本文を自動生成して送信できる仕組み。送信メール内容も予約カルテ上に記録されるうえ、パスポートや契約書などをスキャンして、予約カルテなどと紐付けしてのクラウド上でのデータ保管が可能。ほかにも、カレンダーの予定をワンタッチで作成して、社内でスケジュールの共有ができるといった特徴もある。
トラベルワーカーは、グーグルのクラウドサービスを利用した旅行業初のリテール業務支援システム。顧客管理から予約カルテ管理、販売管理、ToDo管理といった業務をトータル的にカバーする。「東日本大震災以降、自社で管理していたクライアントサーバーシステムから当社のクラウドサービスを導入する企業が増えている」と同社。昨年3月の発売から全国100社以上で採用されている。
この件についての問い合わせ先は、アイディディ・ソフトウェア、セールス・サポートセンター(TEL06・6225・3665)。
トラベルワーカーのイメージ