i.JTBは10日、運営する旅行予約サイト「るるぶトラベル」の契約宿泊施設1万3500軒の中で昨年1〜12月の販売額の上位581施設を称える第3回「るるぶトラベル感謝の夕べ」を東京都内のホテルで開いた。370施設の550人が参加。今井敏行社長が販売額第1位の品川プリンスホテルほか、各表彰部門の代表施設に表彰状を手渡した。
販売額に応じて「ゴールドアワード」54軒、「シルバーアワード」104軒、「ブロンズアワード」423軒を決めた。
あいさつで田川博己JTB社長は、予測以上にゴールデンウイークの旅行需要が戻ったとしたうえで、「インターネットの予約装置としての機能が自粛ムードを和らげたのではないか。店頭には行きにくいが、旅行の様子を見て、ネットで予約をする行動が間際化の中であった」と状況を分析。「ネットの予約はますます大きなウエートを占める」と語り、ウェブサイトについて積極的な投資やプロモーションを行う考えを改めて示した。
懇親会前の表彰式では、各表彰部門で第1位だった次の施設を代表施設として表彰した。
最優秀施設=品川プリンスホテル▽宿泊人員部門=池袋ロイヤルホテル▽旅館部門=龍宮城ホテル三日月▽小規模施設部門=あさば▽クチコミ高評価部門=鈴鹿ストーリアホテル▽前年比大幅アップ部門=ホテル黒部▽北海道=ホテルパコ旭川▽東北=南三陸ホテル観洋▽北関東=東横イン宇都宮駅前▽甲信越=軽井沢プリンスホテル▽北陸=アパホテル金沢駅前▽東海=名古屋マリオットアソシアホテル▽近畿=大阪新阪急ホテル▽中国=ホテルグランヴィア広島▽四国=ことひら温泉琴参閣▽九州=博多グリーンホテル2号館▽沖縄=ザ・ブセナテラス
今井社長が表彰状を授与