ふるさとパンフ大賞、秋田県が受賞


 地域活性化センターは6回目となる「ふるさとパンフレット大賞」の大賞に秋田県のパンフレットを選んだ。増加する外国人観光客をターゲットに、7カ国語で対応していることなどが評価された。

 同センターは、東京・日本橋プラザビルの「ふるさと情報コーナー」に都道府県や市町村の観光、イベントなどのパンフ約2600種類を展示し、来館者に地域の魅力を発信している。

 大賞はこれまで、この2600種類のパンフから選んでいたが、今回から全国の自治体に対して募集を行う方式に変更、集まった155点の中から選考委員(委員長はイラストレーターの南伸坊氏)が各賞を決めた。

 秋田県のパンフは「県勢情報誌“One and Only JAPAN AKITA”」。南委員長は「激増している外国人観光客向けに中国語や韓国語、タイ語バージョンなど、それぞれ個別に作った決断を評価した」とコメント。

 また、JTBパブリッシング顧問の楓千里氏は「7言語別の刷り分けは各国でのインバウンド誘致のツールとして、その国に正対しているとの好印象をもたらす。右とじの日本語版、左とじの多言語版で違和感なくうまくデザインの工夫がされているのも高評価のポイント」という。

 以下、主な受賞パンフは次の通り。

 優秀賞=「こまつまなび~こまつの文化にふれて~」(石川県小松市)▽南伸坊賞=「聞かれすぎて慣れました 吉富町ってどこ?」(福岡県吉富町)▽楓千里賞=「暮らすように旅する竹田 つくりてのつくるば」(大分県竹田市)▽パックン賞=「天草・宇土半島 ワイルド島と男メシ」(天草・宇土半島地域広域連携事業実行委員会)▽マックン賞=「妻との時間をつくる旅 公式ガイドブック」(群馬県嬬恋村)▽地域活性化センター賞=「しずおか東海道まちあるきガイドブック」(静岡市)

 
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