はとバスは5月10日、7~9月の日帰りバスツアーを発表した。全131コースを設定、取り扱い人数は前年比8.9%増の6万6千人を見込んでいる。
映画「翔んで埼玉」のヒットや、新紙幣の肖像画に選ばれた渋沢栄一の出身県であること、ムーミンバレーパークのオープンなど、何かと話題となっている埼玉県を巡る商品を充実。「首都圏外郭放水路を見学できるコースとムーミンバレーパークを訪れるコースは特に人気」という。
同放水路を見学するコースは昨年9~12月の4カ月間で約千人、ムーミンバレーパークはプレオープンの3月9日からコースに組み入れ、4月末までで1800人弱がそれぞれ利用した。
夏のパンフレットでは、同放水路見学コースを7カ月ぶりに復活。ムーミンバレーパークのバリエーションを増やしたほか、渋沢栄一ゆかりの地を巡るコースも作った。「渋沢栄一ゆかりの深谷巡りと古代蓮の里 田んぼアート」のツアー代金は大人8480円からで、子どもは500円引き。