バス運転手専門就職サイト「バスドライバーnavi」(どらなび)を運営するリッツMCは10月26日、バス運転手専門の就職イベント「どらなびEXPO2019秋」を東京・新宿の新宿エルタワーで開催した。バス運転手志望者が328人来場した。運転手の採用機会を提供し、一人でも多い雇用を創出する。
どらなびEXPOは、バス運転手専門の就職イベントとして、52社がブースを出展。来場者は男女問わず、全員がバス運転手の志望者。志望者は、バス事業者のブースを訪れて、会社事業や業務内容の説明を受けて、就職を検討する。これまでに東京、大阪、名古屋で20回開催され、総来場者数は4千人を突破した。国交省から視察があり、日本バス協会、東京バス協会から後援を得るなど、注目が高いイベントとなっている。
イベントでは、バス事業者によるブースのほか、男性、女性の現役バス運転手や人事課長によるトークセッションや、バス業界への転職に役立つ特別講座、大型二種免許取得講座などを実施。バス業界に特化したキャリアコーディネーターによる就職相談コーナーのほか、押しボタンメーカーによる機材展示など特設スペースも設けている。
ブースを出展した会津乗合自動車人事総務部の大河原龍部長は「人手不足が深刻だ。今回初出展し、会社を知らない人を含めて話ができている。女性の志望者も増えてきており、男女問わず積極的に採用していきたい」と述べた。
どらなびEXPO秋は今後、11月9日に大阪市北区のグランフロント大阪で開催される予定だ。
会場の様子