
跡見学園女子大学 塩月亮子副学長
9月5日(火)から無料で開講(都内に在住または在勤している人対象)
跡見学園女子大学(跡見女子大、小仲信孝学長)は9月5日から、観光産業の人材育成と基礎的知識の習得を行う「観光経営人材育成講座」を開講する。主題は「コロナ禍での観光の未来を考える:インバウンドのセカンドステージでの課題と人材育成~防災、自転車、島嶼、ジェンダー、異文化理解、ハラール対応~」で全12回。定員は50人(先着順)で、受講料は無料。対象は、観光関連事業などに従事(予定を含む)し、都内に在住または在勤している人。講座はオンラインを活用して実施する。募集期間は、第1講座が8月29日(火)まで。
マーケティングの焦点、サイクリストの視点、防災・減災マネジメントの観点(第1講座)
9月5日から開催する第1講座は、二つのプログラム、四つの講演で構成する。
第1プログラム「マーケティングの発想を観光業ビジネスに取り入れる手法と意義」は、「人生、日々マーケティング。『なぜ』と思う好奇心が成功のカギ」(9月5日)、「『マーケティング発想』をビジネスに取り入れるとは」(9月19日)の各テーマでマーケティングのプロが講義。マーケティングの重要性を訴える内容で、受講者の疑問に専門家がアドバイスをする双方向の講座となる。講師は蓑谷尚彦氏(「Minnovation」Brand&Marketing Consultant)。コメンテーターに中西哲氏(跡見学園女子大学マネジメント学部准教授)。
第2プログラム「サイクリストの視点、防災・減災マネジメントの観点」は、「安心・安全でも選ばれる! 防災、危機管理についてもっと知りたい」(10月3日)、「教えて、サイクリスト! 日本と世界のまち・みち・観光の空間」(10月17日)の二つの講演で、観光に関する危機管理のプロ、自転車評論家がそれぞれの専門分野で講義する。自然災害など不慮の事態が起きたときにどう対応するかなど業界の危機管理や、サイクリストの視点で見た日本の観光の現状についても取り上げる。講師は翁長由佳氏(観光危機管理ラボ 株式会社サンダーバード代表取締役)、鍵屋一氏(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授)、疋田智氏(自転車評論家・TBSプロデューサー)、坪原紳二氏(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授)。
希望者は全てを受講することはもちろん、自身の専門や興味に合わせて一つの講座だけを受講することもできる。
観光経営人材育成講座について
観光経営人材育成講座は、東京都が実施する「大学等と連携した観光経営人材育成事業」に跡見女子大が連携先として採択され、実施するもの。同事業は観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることが目的。同事業を通じて経営の視点からサービスを提供できる人材の輩出につなげるなど、東京都と大学が連携して、観光関連事業に従事する人に向けた新しい教育プログラムの開発などを支援している。
跡見女子大は、ウィズ・アフターコロナ期でのインバウンド再訪時の観光を見据え、ジェンダー、異文化理解、ハラールなど、多様な宗教、文化、習慣に対応できる能力を備え、今後の観光産業活性化への戦略を考えられる観光経営人材の育成を目的に開講。講座は2021年から開講され、3年目の23年は最終年度となる。
23年の講座は、「コロナ禍での観光の未来を考える:インバウンドのセカンドステージでの課題と人材育成~防災、自転車、島嶼、ジェンダー、異文化理解、ハラール対応~」が主題。
■跡見女子大 観光経営人材育成講座内容について
https://www.atomi.ac.jp/univ/activity/detail/10443/
※講座内容の詳細を掲載(各回テーマ・授業概要、日程、講師など)
申し込み方法・講座内容等詳細について
■申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdyVq_OWesZ3El2ONMFMCfkeJtsRpICRnXUUgTxBS8obGuH2Q/viewform
■問い合わせ先
メールは、跡見学園女子大学 観光経営人材育成講座運営事務局行き