自由国民社は7日、「イギリスの飾らないのに豊かな暮らし365日」を発売した。
ビートルズに代表される音楽、トラッドなファッション、世界中で愛されている文学や映画など、たくさんの魅力がある英国。
今年は、エリザベス女王の在位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー」を6月に控えており、さらに人々の関心を集めています。
本書は、「憧れの場所の何気ない日常から、心地よく暮らすヒントを見つける」をコンセプトにしたエッセイ集シリーズ・第二弾。
ロンドン在住の著者が日々の出来事を写真と文章で綴り、英国の人々の何気ない習慣や季節の出来事、大切にしている価値観などを、1日1ページずつ365日分紹介していきます。
- 何気ないけれど愛おしい毎日。英国の暮らしをのぞいてみませんか?
古いものが好きだったり、休暇を思いっきり楽しんだり、さり気ないユーモアが日常に根付いていたり・・・。英国の価値観には、日本にいる私たちの生活をより楽しく、豊かにするためのヒントが隠れているかも。
さらに、「パブは子供やペットと一緒に楽しむこともできる」「ブレグジットで地産地消を意識するようになった」「多民族国家ならではの街並み」「気候変動でワインが作られるようになった」といった、実際に英国に暮らしているからこそ見えてくるトピックも数多く掲載。
1日1ページずつ読んだり、気になる日付から読んだり、楽しみ方はさまざまです。
海外渡航ができないかわりに、「本を読む」ことで“旅欲”を満たしませんか?
書名:『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし365日–英国の人たちから学びたい毎日を心地よく過ごすための鍵–』
著者:江國まゆ
定価:1,700円(10%税込)
判型:B6変型
頁数:368頁(カラー)
ISBN:978-4-426-12788-6
発行日:2022年3月7日
【目次】
4月 聖なる金曜は魚の日/紅茶は万能薬/都会のキツネ…etc.
5月 ロング・ウィークエンドを楽しんで/野生ハーブを楽しむ春/ロンドン地下鉄のユーモアにほほ笑む…etc.
6月 イギリス流のプロポーズ/はじけすぎるヘン・パーティー/ロックダウンはバナナブレッドを焼く…etc.
7月 一年で最も幸福な季節/夏の王様ピムス/英国産のワインはいかが?…etc.
8月 ヴィクトリア・サンドイッチの黄金比/夏の終わりはブラックベリー摘みを/ユニオンジャックのこと…etc.
9月 テディベアとイギリス人/Sohoはなぜ愛されるのか/チージーなお話…etc.
10月 ダンス・フィーバー! /ポワロの英国/ミルクが先なのはなぜ?…etc.
11月 アーサー王伝説を訪ねる/罪悪感を伴うお楽しみ/アプレンティスとは?…etc.
12月 心を照らすクリスマスマーケット/成熟度は年齢に比例しない/一年で一番夜が長い日…etc.
1月 黒猫は良いしるし?/ジョーディー・ガールは雪でもコートを着ない/永遠の定番ハリスツイード…etc.
2月 ケルトの早い春/寒い日は温泉へ/植物をインテリアに…etc.
3月 旅をするならウエスト・カントリー/サマータイムの始まり/効率性の問題…etc.
【著者】
江國 まゆ(えくに・まゆ)
イギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」編集長。東京の出版社で書籍・雑誌の編集を経て、1998年渡英。英系広告代理店にて日本語編集者として活動後、2009年に独立。ライター、ジャーナリストとして各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)、共著に『ロンドンでしたい100のこと 大好きな街を暮らすように楽しむ旅』(自由国民社)がある。20年以上住んでもなおロンドン愛は続く。