【本だな】「ヴィクトリア朝が教えてくれる英国の魅力~イギリスを知る10のキーワード」


 ダイヤモンド・ビッグ社は、「ヴィクトリア朝が教えてくれる英国の魅力~イギリスを知る10のキーワード」を出版した。

現在の英国の礎は、ヴィクトリア朝時代につくられたといっても過言ではありません。本書は、1990年の設立以来、英国をテーマに年6回のセミナーを開催している「イギリスを知る会」が全面監修し、英国文化が気になる人や英国旅行を計画している人に、その魅力の源泉としてのヴィクトリア朝について解説した入門書。ヴィクトリア女王、シャーロック・ホームズ、ウィリアム・モリス、アフタヌーンティーなど、時代を彩るキーワードを全力解説します!

コンテンツの紹介
第1章「ヴィクトリア女王」から第10章「ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム」まで、英国関連書籍のカリスマ執筆陣がご案内します。
●第1章 :ヴィクトリア女王 / 君塚 直隆(関東学院大学 教授)
ドイツ出身のアルバート公と恋愛結婚し4男5女をもうける一方、大英帝国にかつてない繁栄をもたらした偉大なる女王陛下。その人生を振り返る。
●第2章 :ウィリアム・モリス / 藤田 治彦(大阪大学 名誉教授)
「いちご泥棒」などのテキスタイルが日本でも根強い人気をもち、「近代デザインの先駆者」と呼ばれるモリスの人生を、ゆかりの地とともにたどる。
●第3章 :シャーロック・ホームズ / 東山 あかね(日本シャーロック・ホームズ・クラブ主宰)
世界で最も有名な探偵シャーロック・ホームズ。生みの親であるアーサー・コナン・ドイルの人生の紹介とともに、希代の名探偵の魅力に迫る。
●第4章 :ビートン夫人 / 立川 碧(紅茶文化研究家)
「カリスマ主婦」の先駆けとも言えるビートン夫人ことイザベラ・ビートン。彼女が当時の中産階級の女性たちから絶大な支持を得た理由を探る。
●第5章 :コックニー / 新井 潤美(東京大学 教授)
独自の活気あふれる文化をもつコックニー。文豪ディケンズの作品や映画『マイ・フェア・レディ』等に代表される、その愉快痛快な世界をのぞいてみよう。
●第6章 :ヴィクトリア朝の「建築」 / 小尾 光一(株式会社コッツワールド代表取締役)
ロンドンの重厚な街並みを形成するヴィクトリアン・スタイルの建物。その特徴を知れば、街歩きが何倍にも楽しくなること間違いなし!
●第7章 :アフタヌーンティー / 立川 碧(紅茶文化研究家)
ヴィクトリア時代にある貴族の奥様が、夕食前の空腹を満たすために始めたアフタヌーンティー。これを読めば、本場英国で体験したくなること請け合い。
●第8章 :ヴィクトリア朝の「食」 / 北野 佐久子(イギリス文化研究家)
いまや世界屈指のグルメ大国といわれる英国。その片鱗を、ヴィクトリア時代に書かれた書物や女王一家のエピソードなどから紐解く。
●第9章 :シェリー酒 / 中瀬 航也(Bar Sherry Museum オーナー)
英国が輸入し、世界へと広めたものは「紅茶」だけじゃない!ヴィクトリア時代の英国人がこよなく愛した、優雅なる酒の歴史をたどってみよう。
●第10章:ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム  / 小関 由美(英国文化研究家)
女王夫妻の名を冠したミュージアムは、どのようにして誕生したのか。現在の英国でヴィクトリア時代の息吹を感じるためのスペシャルな場所をご案内。

DATA
書名:ヴィクトリア朝が教えてくれる英国の魅力~イギリスを知る10のキーワード
監修:イギリスを知る会
配本:2019年9月4日開始
仕様:A5変型判 216ページ
定価:本体1200円+税
ISBN:978-4-478-82317-0
発行:ダイヤモンド・ビッグ社 https://www.arukikata.co.jp/guidebook/
発売:ダイヤモンド社 https://www.diamond.co.jp/


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