【月別取扱額3月】JTB 国内旅行は2%減


 JTBが5月28日に発表したグループ会社12社計の3月の旅行取扱額は前年同月比3.1%減の1541億4500万円。うち国内旅行は2.0%減の927億600万円となった。

 国内旅行の内訳を見ると団体旅行は1.2%減。一般団体は1.1%減、教育団体は1.6%減だった。

 企画商品は2.1%減で、うちブランド「エースJTB」は5.0%減。取扱人員では7.8%減で、これを方面別に見ると1.1%増となった北海道のみが前年超え。11.3%減の近畿、10.1%減の沖縄、9.7%減の九州の落ち込みが大きい。

 海外旅行は8.3%減の510億1400万円だった。団体旅行が9.7%減、企画商品が9.1%減とそれぞれ前年割れ。

 国際旅行は27.8%増の104億2600万円だった。訪日外国人向け商品「サンライズツアー」の5月4日付の人員ベースでの予約状況は、4月が0.3%増。先行状況は5月が0.2%増、6月が9.6%増、7月が1.5%増となっている。オンライン予約サイト「ジャパニカン」での宿泊先都道府県別上位は1位が山梨県、2位が東京都、3位が神奈川県。山梨県はタイ、中国での行き先で1位、香港、台湾での行き先で2位とアジア圏で人気があり、その大半が河口湖周辺だった。

 2018年度18年4月~19年3月の累計では、総取扱額は1.7%減の1兆6932億2300万円。国内旅行は3.8%減の1兆73億100万円、海外旅行が0.6%増の5934億2100万円、国際旅行が7.4%増の925億100万円だった。

 
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