JTBが4月24日に発表したグループ会社11社計の2月の旅行取扱額は前年対比14.6%減の1002億1200万円となった。うち国内旅行は10.1%減の587億100万円だった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は6.8%減。一般団体は4.2%減、教育団体は13.6%減となった。
企画商品は12.6%減で、うちブランド「エースJTB」は12.6%減。エースは取扱人員では15.0%減で、東北だけが9.1%増と前年を上回った。落ち込みが大きいのは、31.2%減の北海道、23.3%減の関東、14.3%減の近畿など。
海外旅行は15.3%減の379億3400万円。団体旅行が7.9%減、企画商品が4.8%減だった。
国際旅行は44.9%減の35億7700万円となった。
2019年度4~2月累計は、総取扱額が1.1%減の1兆5196億400万円。国内旅行は2.6%減の8887億2600万円、海外旅行が1.3%減の5356億8500万円、国際旅行が16.2%増の951億9200万円だった。