果実の形でジュースに
長野県諏訪市のヤマトが製造し、同じく諏訪市のカジュッタが販売を担当している「カジュッタ」。この商品は、グレープフルーツ、オレンジ、レモンなどの果実の形状をそのまま残しながら、中身だけをジュースに仕上げる機構を搭載した世界初のジューサー。現在、上諏訪温泉の宿泊施設などに導入されているが、今後、販路を全国に広げる考え。「ビュッフェ会場などに導入すれば、他店との差別化が図れる」とアピールしている。
商品特徴は、果実内でジュースに加工するため酸化が抑えられ、果実本来の甘さが際立つ。素材そのものの風味や味を生かしたフレッシュジュースが楽しめる。
消費者に与えるインパクトも特徴。丸ごと果実にストローを刺して飲むスタイルはもちろん、グラスに載せて提供すれば、「盛り」「映え」のあるドリンクに。通常のドリンクに比べ、高めの価格設定も可能という。
使用方法は(1)専用の器具で、フルーツのヘタと芯を取り除く(2)ヘタを取ったフルーツに、カジュッタのヘッド部分に差し込む(3)カジュッタのハンドルをゆっくりと下げて果肉を搾る―の流れ。
カジュッタは、長野県諏訪地域で生産され、「高品質なものづくり」などが評価対象となっている地域ブランド「SUWAプレミアム」に認定されている。
この件についての問い合わせ先は、カジュッタTEL0266(78)6002。
カジュッタ
見た目のインパクト大