全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
新型コロナウイルス感染症の影響から安心安全の宿復活
愛媛県旅館ホテル生活衛生同業組合は、コロナ禍で大きな打撃を受けた宿泊業界の復活へ、安心・安全な宿づくり、新規事業の検討、これらの対外的アピールに努めた。
愛媛大学医学部と連携。医学的見地から旅館・ホテルにおける感染拡大防止対策の助言、指導を受けた。コロナ禍を経験して、「マスク着用」「飲食は少人数で」「入店・退店時のアルコールによる手指消毒」「体温測定」など、人々の生活様式が変容するとともに、衛生に関する意識が大きく変わった。助言や指導はこれらの状況を踏まえたものだ。
コロナ禍後も金融問題など課題が山積する宿泊業界。解決のためには「地域の実情に即した活性化策を模索し、選ばれる観光地にならねばならない」と、地域の魅力を改めて見つめる現地視察（しまなみ地区、大洲地区）や研修を実施。新たな事業開発に向けた検討に加え、生産性向上に資するＩＣＴ、ＤＸ化の検討も進めた。
国内客の誘致強化へ、東京、大阪での県内旅館・ホテルのＰＲ活動を実施。
ＰＲ手段として急速に浸透するＳＮＳなどデジタル媒体についての活用法も検討した。
