ニュー・ノーマル復興対策事業
岐阜県の飛騨高山民宿協同組合は、コロナ下の「ニュー・ノーマル需要」に対応するさまざまな取り組みを進めている。
新型コロナウイルスなどの感染防止に役立つ深紫外線LED空間除菌装置を各施設に2台ずつ設置。天然除菌液とハンドソープセットもそれぞれ約3年間分配布した。市内のコロナ感染者が急増する中、施設関係者の感染はゼロだったという。
宣伝事業として、SNSを活用した市内、県内住民向けの「安心・安全・笑顔プロモーション」を行うほか、中国の大手OTAやスイスの老舗メディアを活用した海外向けプロモーションを展開。
商店、飲食店、観光施設の情報を網羅した観光マップの作成や、組合の公式サイトの改修など、リピーターや新規顧客の獲得につながる事業も取り組んだ。カーボンオフセットの継続的な実施、農家との連携による体験プログラムの実施など、環境保護や地域貢献の取り組みも充実させている。