HACCP衛生管理促進への取り組み事業
滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合は、旅館・ホテルでも義務化されるHACCPの考え方を取り入れた衛生管理を普及、徹底させるための取り組みを行った。制度を分かりやすく解説する説明会を県内6カ所で開催している。
食品衛生法が改正され、旅館・ホテルを含めた食品を扱う事業者全てにHACCPの考え方を取り入れた衛生管理が義務付けられた。旅館・ホテルは義務化まで猶予期間があるが、組合旅館・ホテルは学校の研修旅行なども多く受け入れていることから「安心、安全に宿泊してもらえるよう、どの県よりもいち早く制度に対応しよう」と事業を進めた。
平成30年7月から31年3月まで、県下6カ所で説明会とワークショップを開催。旅館・ホテルに義務付けられる日々の衛生管理を記録する計画書の作成方法を説明した。
組合員施設には、この計画書に毎日の衛生管理の取り組みを記録してもらい、記録が付けられていると確認できた施設には「HACCPに基づいた衛生管理を行っています」と記した認証プレートを配布するという。