【データ】首都圏1都3県「新型コロナの状況把握アンケート」調査


 LINEリサーチは3月31日、首都圏1都3県「新型コロナの状況把握アンケート」調査の結果を発表した。

約16万人の回答から感染予防の傾向やエリアごとの体調不良の割合を把握

LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、同社が運営するサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、3月27日(金)から30日(月)の期間、首都圏1都3県に居住する「LINEリサーチ」のモニターを対象に「新型コロナの状況把握アンケート」を実施し、その調査結果の一部を本日公開いたしましたのでお知らせいたします。

 

3月27日(金)に厚生労働省から発表された「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定締結の呼びかけについて」*に賛同し、本日より国内ユーザー8,300万人を対象とした第1回「新型コロナ対策のための全国調査」**を実施いたします。

*要請内容  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10506.html

** 新型コロナ対策のための全国調査 https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3148

 

その先行調査として27日から、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県にお住いと登録の、15歳以上のモニターを対象に「LINEリサーチ」で新型コロナウイルス感染症の予防対策と現状の体調を調査する「新型コロナの状況把握アンケート」を実施いたしました。調査では現在の体調の状況や感染予防のためにしていることについて、約16万人が回答しました。

 

 

●年代別感染予防のためにしていること

予防については、「手洗い・うがい」「せきやくしゃみを人に向けない」などはほぼ9割と多くの人が心掛けているものの、「感染予防でやっていること」の3つの「密」を避ける行動(「換気が悪い場所に行かない」「混雑している場所に行かない」「近い距離で会話をしない」)に関しては、10代・20代で、他の年代に比べてまだ意識が低いという傾向が分かりました。

 

●エリア・年代ごとに、新型コロナの兆候の可能性がある体調不良者の割合を把握

新型コロナの兆候の可能性があるとされる、「37.5度以上の発熱」「喉の痛み」「強いだるさ」「咳がひどい」「息苦しい」「下痢がある」「味・においがしない」などの体調不良症状のいずれかにあてはまる人の割合を、エリアと年代別でグラフ化しました。

エリア別では東京都に最も体調不良の割合が高い傾向が見られました。また年代では、30代に最も体調不良の割合が高い傾向が見られました。また、エリア×年代別で見ると、神奈川県の30代に体調不良の割合が最も高いという回答が得られました。

今後、新型コロナウイルス感染症のクラスター拡大の状況等より細かな地域区分での状況をより正確に把握するべく、厚生労働省に協力して、このような調査・分析を、大量かつ全国規模で複数回実施いたします。

 

まず、第1回目として本日「新型コロナ対策のための全国調査」を「LINE」のトークから配信します。調査のデータは、3月30日に厚生労働省と締結した「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定*」に基づき、新型コロナウイルス感染状況の把握や感染拡大の防止の対策に活用いただくため、厚生労働省に提供いたします。

 

【調査について】

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調査名称:「新型コロナの状況把握アンケート」

調査形式:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査

調査対象:一都三県在住の15歳以上の男女

実施時期:2020年3月27日~3月30日

回収数:162,389s、うち今回の分析では69歳までの有効回答157,734sを対象とした

 

※データは人口構成比にて補正。


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