【データ】阪急交通社、1年間の旅行代金推移を公開


 阪急交通社は、1年間の旅行代金推移を公開した。

 阪急交通社は、2016年4月~2017年3月の1年間におけるツアー(フリープラン※)の旅行代金推移を、月別、発着地別に調査。その結果をご報告します。
※交通機関と宿泊がセットになったプラン

 

 旅行代金はシーズンによって変動することがあります。特に夏休みで旅行需要の高まる8月は年間を通してのピークとも言え、旅行代金が高くなる傾向にあります。予約も早期に埋まりやすく、中には仕方なく旅行をあきらめたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 それでは、実際にシーズンによってどのくらい旅行代金に差があるのでしょうか? 阪急交通社が1年の間に提供したフリープランから調査しました。

【調査内容について】
*関東、関西それぞれを出発地、北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄の7地域を目的地とする、3日間のフリープラン(2×7の合計14パターン)から、各月一番高かった旅行代金を元にしています。
*4名参加での大人1名あたりの旅行代金を元にしています。
*各月、発着地ごとの具体的な数字については公開を控えさせていただきます
*料金の変動は様々な要素が影響し、今後も同様の結果となるとは限りません。

■沖縄旅行は8月が高く、11月が一番安い! 

 関東発 沖縄においては、8月に比べ11月が7割近く安い結果となりました。
 
 8月は夏休みシーズンで現地でのイベントも多く、需要が非常に高い月となります。そして9月、10月と比較的なだらかに安くなり、大型連休がなく、気温も下がってビーチ営業がなくなってくる11月に、大きく料金が下がります。ゴールデンウィークと夏休みに挟まれた6月も非常に安い傾向にあります。

 金額は異なりますが、関西発でも同じく8月が高く、11月が安いという結果になっています。

▼沖縄へ行くフリープランはこちらから
http://bit.ly/2hCvf38

■北海道旅行は12月が一番高く、6月が一番安い!(関西発の例) 

 

 関西発 北海道の旅行代金推移では、12月に比べ6月が6割近く安い結果となりました。

 北海道ならではの冬景色やスキー・スノーボードなどのイベントも楽しめる12月、1月は年末年始を中心に旅行需要が高く、旅行代金も高くなっています。

 一方関東発の場合は、一番高いのが7月、一番安いのが3月といった違いが出ています。

 6月と11月は、関東発 沖縄の場合と同じく、非常に旅行代金が安くなる傾向にあります。

▼北海道へ行くフリープランはこちらから
http://bit.ly/2z0BXGY

■関東発 大阪、関西発 東京の場合は? 

 関東から大阪への旅行代金は8月が最も高く、関西から東京への旅行代金は、12月が一番高くなっています。8月はお盆期間で旅行代金が高くなり、12月はやはり年末年始の期間のため旅行代金が高くなっています。

 旅行代金が安いのはいずれの場合も同じで、6月となっています。

▼大阪へ行くフリープランはこちらから
http://bit.ly/2yG6gXo

▼東京へ行くフリープランはこちらから
http://bit.ly/2gxzz3W

■平均して旅行代金が安いのは「6月」「11月」「2月」

 次に、調査対象ツアー全体における平均を見てみると6月、11月、2月の金額が安い傾向にあることがわかります。

 また一番高い月が8月、一番安い月が6月となりました。低予算で国内旅行を検討されるならば6月、11月、2月が比較的狙い目です。

■各月で一番低かった料金は、月ごとの差が小さい
 今回の調査に使った金額は、各月におけるツアーで一番高かった料金(需要が高い休前日などが対象となりやすい)を元にしています。一方各月で一番安かった料金については、目立った差はありません。

 一番大きい差額でも、関東発 沖縄で、15,000円程度の差となっています。休前日ではない平日で、大型連休が前後にないような場合は、どの月でも比較的お安く旅行ができる傾向にあります。


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