総取扱額は3.2%増加 国内旅行0.3%の減少
観光庁が4日に発表した主要旅行業50社の1月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比3・2%増の3762億8911万円だった。内訳は、国内旅行が0・3%減の2182億5915万円、外国人旅行が10・5%増の140億3988万円、海外旅行が8・3%増の1439億9008万円。
旅行会社からの聞き取りによると、国内旅行は団体旅行は好調を維持したものの、1月中旬の大雪による出控えなどもあり前年並みとなった。外国人旅行は、旅行会社の取り扱いで、中国、タイからの取り扱いが好調だった。
総取扱額が前年実績を超えたのは50社中32社だった。旅行分野別で見ると、国内旅行は48社中24社、外国人旅行が36社中23社、海外旅行が48社中36社で前年比増となった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比0・9%減の963億2084万円だった。内訳は、国内旅行が2・9%減の658億3904万円、外国人旅行が6・7%減の4億998万円、海外旅行が3・8%増の300億7183万円。
募集型企画旅行の取扱人数は4・5%減の251万8170人。このうち国内旅行は5・3%減の231万9003人、外国人旅行は4・7%増の3万3347人、海外旅行は7・2%増の16万5820人だった。