エクスペディアは7日、世界7ヶ国「ビーチ旅行」に関する国際比較調査の結果を発表した。
体形を気にしすぎな日本人!一方、約1/4がヌード経験者の国は? |
日本人は、世界7か国の中で最も「ビーチに行く体形ではないこと」を気にしている人が多いことがわかりました。また、日本人は「ビーチ休暇へ向けた準備で一番お金と時間を使うもの」に「ダイエット」を挙げた人がイタリアに次いで多いという結果も明らかになりました。
さらに、日本人は世界7か国の中で、女性のビキニ着用率が15%と、最も低い結果に。日本人は他の6か国と比べて、他人の目線や、自身の体形を気にする傾向が伺えます。そしてビーチでトップレスになったことがあると回答した女性は2%、ヌードになったことがある人は男女合わせて3%でどちらも最下位でした。
一方で、ビキニの着用率が半数を超えているスペインは、ビーチでトップレスになったことがある女性も4割以上という結果に。そしてビーチでのヌード経験の国際比較では、ドイツが調査国の中で1位となり、全体のおよそ4分の1の人が経験しているということが明らかになりました。
日本人は「4日以下」で、「安全なビーチ」に旅行する!? |
一番最近行ったビーチ旅行の日数比較では、日本と韓国は4日以下の回答が6割以上を占めましたが、ヨーロッパ諸国では、全体的に5日以上の長期旅行と回答した割合が多く、アジアと欧州でのビーチ旅行に対する意識の違いが見られる結果になりました。
そんなビーチ旅行の重要なポイントとして、日本以外の国では「総費用」または「綺麗なビーチ」が1位に選ばれました。唯一異なる結果となった日本人が選んだ最重要ポイントは、「安全なビーチ」。日本人の危機管理意識の高さが伺えます。
全ての国でTOP3にランクイン!一生のうちに行ってみたいビーチは「モルディブ」 |
「一生のうちに行ってみたいビーチ」は、日本を含む全ての調査国のTOP3にランクインした「モルディブ」が全体ランキングで1位になりました。最近では日本人のハネムーン先としても有名ですが、世界からの注目度も高いようです。
一方、日本では4割の人は「沖縄」と回答し1位に。東京からおよそ2時間半で数多くの美しいビーチに訪れることができるうえ、国内という安心感も考慮された結果なのかもしれません。
今年の夏は、体形のことは一度忘れて、まずは近場から気軽にビーチ旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【参考】ビーチ写真の次期トレンドは「ホットドッグクイズ」? |
「SNSで投稿されるトレンドや写真で最もイラッとするもの」の1位は全体の3割が回答した「アヒル口の自撮り」、次いで「ホットドッグか脚かのクイズ(Hot dogs or legs)」が入りました。この「ホットドッグクイズ」は日本以外の6か国では3位以内にランクインしていますが、日本では6位。現段階ではまだあまり浸透していない様子がうかがえます。ただ、海外の流行に敏感な日本。今年のビーチ写真のトレンドは「ホットドッグクイズ」になるかもしれません。
■アンケート概要
■サンプル数: 計8,000名 ■調査期間: 2019年5月2日~6月14日 ■調査方法: インターネットリサーチ
■調査対象:イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、韓国、日本の18歳以上の男女
※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がございます。