タンタカは11日、「不要不急の外出自粛時のお金の使い方の変化」調査の結果を発表した。
株式会社タンタカ(本社:東京都江東区、代表取締役:丹野 貴浩)が、不要不急の外出自粛時のお金の使い方の変化や、収入の増減、リモートワーク等の働き方の変化、生活費は足りているのか?足りない方はどのように凌いでいるのか?などを500名に調査しましたので、結果をご報告します。
▼はじめに:アンケート回答者の属性など
▼あなたの職業(雇用形態)を教えてください
雇用されている方で1番多いのが、正社員の方で167名、次にパート・アルバイトの80名、契約社員23名、派遣社員20名、公務員2名となっております。
▼現在は自宅(リモートワーク)でお仕事をされていますか?
勤務先へ出勤している131名(26.2%)、自宅(リモートワーク)している121名(24.2%)、自宅と勤務先の両方で仕事をしている82名(16.4%)、仕事をしていない166名(33.2%)となっております。
日本は国際社会の中でもIT化が非常に遅れていると言われていますが、「仕事をしていない」と回答した166名の方の中には出勤自粛等の働けない状況のために、働きたくても働けない方もいらっしゃるでしょう。
自宅(リモートワーク)ができない業種ももちろんありますが、日本のIT導入がもっと進んでいたらこの数字は違っていたかもしれません。
▼不要不急の外出は控えていますか?
人と人との接触を8割減らすことが必要とされていますが、9割を超える452名の方が「不要不急の外出を控えている」と回答しています。
意識を高く持って生活している方が非常に多いことがわかる結果となりました。
▼外出自粛で生活費は減りましたか?増えましたか?
生活費が減った165名(33.0%)、生活費が増えた145名(29.0%)、生活費は普段と変わらない190名(38.0%)となりました。
通勤・通学ができなくなっている状況が続いていますが、「生活費は普段と変わらない」という声がもっとも多いという結果になっています。
続いて「生活費が減った」が33.0%なので、「不要不急の外出を心がけても生活費は変わらない、または減った」と感じている方が約7割となります。
▼外出自粛の影響で増えた出費は?(複数回答可)
もっとも多いのは「食費」で310件(29.1)%、続いて電気代が242件(22.7%)となっています。
日常のほぼすべての食事を自宅でいただくことが余儀なくされている今、食費が占める割合が多くなってしまうことは容易に想像できます。
また、単純に自宅にいる時間が長くなることで、電気代や通信費、日用品の出費が増えてしまうことも現実問題として浮き上がってきています。
▼外出自粛の影響で減った出費は?(複数回答可)
不要不急の外出自粛ということで、交際費345件(25.3%)、旅費交通費268件(19.7%)、娯楽費248件(18.2%)、洋服代212件(15.6%)といった対外的な活動に関する出費が明らかに減っていることがわかります。
▼外出自粛の影響で収入は減りましたか?増えましたか?
「収入は変わらない」が52.2%、「収入が減った」が47.6%なので、収入面では変化がない方の方がやや多いという結果になりました。
ただ、「勤務先へ出勤している」、「自宅(リモートワーク)」、「自宅と勤務先の両方で仕事をしている」と回答した方の合計は334名で、そのうち「収入が減った」と回答した方は163名となっていました。
約半数の方が「仕事は継続できているけど収入は減っている」と感じていることになります。
▼生活費は足りていますか?
半数以上の方が生活費は「足りている」と回答していますが、36.0%の方が「足りないので貯金を取り崩している」と回答しています。また、生活費が足りないので、支援制度・借金を考えている方が少数ながらいることも深刻です。
ご自身が感じている日常生活との変化と比べていかがでしょうか。
※上記で紹介した各質問事項のもっと詳しい数字や、その他、500名のうち、副業している方は何人いるか?貯金はいくらあるのか?など以下のURLに詳しく記載しています。
https://tantaka.co.jp/okanekariru/archives/5103
<アンケート調査の概要>
調査目的:不要不急の外出自粛時のお金の使い方の変化、収入の増減などを調べる
アンケート方式:選択式のWEBアンケート
有効回答数:500
調査期間:2020年5月2日・3日の2日間