
JTB旅ホ連の理事会
JTB協定旅館ホテル連盟は10日、2021年度第2回理事会を東京・浅草の「浅草ビューホテル」で開催し、上期の事業と収支予算の執行状況やJTBの宿泊販売状況などを報告した。冒頭のあいさつで大西雅之会長(あかん遊久の里鶴雅)は「お客さまが安心して旅を楽しめる機運をわれわれが作り出さなければならない」と訴えた。
大西会長は「ワクチンの接種が全国で進んでおり、感染者数が激減。JTBの販売も徐々に回復してきており、観光地に明るさが戻りつつある。1年半以上、われわれは耐えてきた。もう一度、攻めの気持ちを取り戻さなくてはならない。お客さまが安心して旅を楽しめる機運をわれわれが作り出さなければならない」と述べた。
さらに、「上期は緊急事態宣言が繰り返し発令されたこともあってJTBとの協業施策も十分な成果を上げられなかった。下期からの反転攻勢に向けてJTBと協業施策を練り直している。これからは比較的好調な施策に予算を重点的に回すなど、販売状況を見ながら、チャンスを逃さないよう柔軟に対応していきたい」と下期施策の考え方を示した。
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