富山県砺波市と砺波市花と緑の財団は、4月23日から5月6日まで、砺波チューリップ公園をメーン会場に「2009となみチューリップフェア」を開催する。今年で58回目。
テーマは「チューリップの万華鏡」。国内最多の450品種を超える、100万本のチューリップが楽しめる。大花壇は万華鏡をのぞいているかのような花壇を表現する。幾何学模様にチューリップが植え込まれる。
園内では、水上花壇や林床花壇、五連水車を背景にした花壇などがあり、さまざまな演出でチューリップを鑑賞できる。
園内にあるチューリップ四季彩館では、花びらの縁がフリル状になったフリンジ咲きの黒いチューリップ「パシフィックパール」(オランダ産)が国内初展示。黒いチューリップの魅力を紹介するとともに、実際に植える際の参考になるように展示される。同館では、ロイヤルコレクションとして皇室献上品種5種類も展示される。
体験コーナーでは「チューリップの万華鏡づくり」や「チューリップの花かご作り」「押し花キーホルダー作り」などが有料で楽しめる。
入場料金は大人(高校生以上)1千円、小人(小・中学生以上)300円、シルバー(65歳以上)800円。小学生未満は無料。