Ｔ―ＬＩＦＥホールディングスは、「新型コロナワクチン3回目接種・検査パッケージ適用ツアー」をこのほど設定した。参加条件を3回接種にすることで参加者の不安を解消するとともに、凸版印刷が開発した接種履歴などを一元管理するアプリを活用することで、現場での確認作業を効率化した。「より安心できる旅の実現を目指した新しい取り組み」と同社。
凸版印刷のアプリ「ＰＡＳＳ―ＣＯＤＥ」を活用。ワクチン接種履歴や抗原検査結果を格納するもので、参加者が旅行の当日、添乗員に同アプリの画面を提示することで、参加資格を証明する。
ワクチン未接種者も抗原検査をすることで参加が可能。同社が事前送付する抗原定性検査キットでセルフチェックをしてもらう。判定結果はＰＡＳＳ―ＣＯＤＥの画面で確認でき、陰性判定が出れば添乗員に提示した上でツアーに参加できる。
ツアーの一つ、「行田花手水（はなちょうず）とあしかがフラワーパークの藤観賞の旅」（5月14日発）は、「花手水ウイーク」が開催される行田市（埼玉県）の市街地や人気のあしかがフラワーパーク（栃木県足利市）を巡る添乗員同行の日帰りバスツアー。東京の発地を薬局前とし、出発当日、体調に不安を感じた参加者には、同薬局で出発前に抗原検査をしてもらい、陰性判定を確認した上でツアーに参加してもらう。
