JTB は19日、中国上海市で外資系会社では初となる中国人向け海外旅行販売拠点での取扱いを開始すると発表した。 2017年1月1日から営業を開始する。詳細は以下の通り。
JTBグループの中国上海における販売拠点、上海佳途国際旅行社(上海市東上海国際旅行社有限公司との合弁会社、本社:中国上海 董事長:倉持 仁、副董事長:徐 鶴栄、総経理:矢田部 拓彦/以下JTB上海佳途)は、中国上海市浦東新区に新設された中国(上海)自由貿易試験区における規制緩和の方向性に鑑み、試験区にて2014年8月に会社を設立し、同年12月から営業を開始してまいりましたが、このたび上海市において旅行業務を主とする外資系会社では初めてとなる出境業務(海外旅行販売)取扱いの認可を受けました。
JTBグループでは、2011年に同認可を受けた北京の交通公社新紀元国際旅行社(JTB新紀元)に続き、2社目の出境業務取扱い認可旅行会社となります。
実際の出境業務取扱開始は、上海市旅遊局制定の電子契約締結、団体査証申請電子登録の初期登録などの事務手続きの完了後となります。(2017年1月1日営業開始予定)
今後は、中国、日本両国の観光政策のもと、更なる事業の拡大を目指し、海外旅行者の満足度を高め、中国の観光産業の発展、および2017年日中国交正常化45周年に向けた日中交流の拡大にも貢献してまいります。
■JTB上海佳途について(概略)
社名:上海佳途国際旅行社有限公司 (英文名称JTB TOURS SHANGHAI CO.,LTD)
事業内容:入境旅遊業務、境内旅遊業務、出境旅遊業務、旅行情報諮詢、会務サービス、展示展覧サービス、興行サービス
本社所在地:中国上海市
会社設立:2014年8月
資本金:10,000,000人民幣
出資者会社:佳天美香港有限公司/JTB香港(70%) 、上海市東上海国際旅行社有限公司(30%)