JR東日本とJR西日本はこのほど、シェアオフィス事業でホテルを活用した提携を始めた。5月20日から、シェアオフィス「STATION WORK」を関西、中国エリアに初展開。JR東日本は「新しい働き方」へのニーズの対応、JR西日本は、移動と働く場を一体としたサービスの提供を図る。
STATION WORKは、2019年8月にサービスを開始したJR東日本のシェアオフィス事業。個室ブースSTATION BOOTHや、ホテルシェアオフィスを中心に多様な働き方をサポートしている。
連携では、ジェイアール西日本ホテル開発が展開するホテルグランヴィア、ホテルヴィスキオ、ジェイアール西日本デイリーサービスネットが展開するヴァイアンの計11館にSTATION WORKを順次設置する。
今回の提携でSTATION WORKの設置は、日本全国約190カ所のネットワークに拡大。JR東日本は、2023年度までに1千カ所展開を目指している。JR西日本グループは、さまざまなワークプレイスを展開し、鉄道と組み合わせ、「好きな時間に、好きな場所で働ける」ワークプレイスネットワークの構築を検討している。