JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」の運行開始1周年記念セレモニーが4月30日、東京の上野駅13番線ホームで行われた。同社の阪本未来子執行役員営業部長が乗客や沿線の関係者らに感謝するあいさつを述べ、この日から3泊4日の日程で東北方面に向かう列車の乗客を上野駅の齊藤裕司駅長らとともに見送った。
阪本部長は「ご利用いただいたお客さま、観光や食事で協力いただいた地域の皆さま、手を振り、お出迎え、お見送りをしていただいた沿線の皆さまに感謝を申し上げる。これからも地域の皆さまとともに、この四季島を育ててまいりたい」とあいさつ。
この日乗車した16組31人の乗客の1人は「わくわく感でいっぱい。補欠の繰り上げ当選だったが、一生分の運を使ったみたい」と笑顔で話していた。
四季島は昨年5月1日に運行開始。初年度の利用者数は約2400人で、応募倍率は平均6・3倍。
今後はタイを皮切りに海外からの団体ツアー客も受け入れる予定という。