鹿児島県とJR九州は6日、JR新大阪駅で熊本地震の影響で宿泊キャンセルなどが発生した鹿児島県の観光需要の回復を目指す「かごしまPRキャラバン」を実施した。JR西日本が協力。
鹿児島県、鹿児島県観光連盟、霧島市、指宿市、薩摩川内市、出水市、南九州市、いちき串木野市の職員や観光PRレディらが参加。パンフレットなどを配布し、駅利用者に鹿児島への旅行をアピールした。
5日には、同様のキャラバンをJR広島駅、JR岡山駅でも実施した。
鹿児島県によると、九州観光推進機構とJR各社が展開している九州観光復興キャンペーンや九州ふっこう割の旅行商品の効果で、宿泊客は回復してきているが、観光施設など立ち寄りの観光がメインの地域は、まだ回復していないという。鹿児島県内、九州広域での周遊観光の活性化を目指している。